「人真似は、自分の否定だ」クリエイターの60訓 (高橋宣行の博報堂式発想術シリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年9月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799315620
作品紹介・あらすじ
元博報堂制作部長が、現場30年間に自分を鍛えてくれた言葉を大公開!
感想・レビュー・書評
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クリエイターの60訓とあるが、クリエイターに限らず仕事の上での、姿勢、創造、実践の心構えがつまっている。
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博報堂出身の著者が、上司などから学んだビジネスで結果を残すための「考え方・生き方・仕事の仕方」を教えてくれる内容です。
モノをつくる側の気持ち、買う側の気持ち、上司の気持ち、部下の気持ちなど、あらゆる角度からビジネスを行う上での心のあり方を教えてくれています。
全部で60訓ありますが私の心に残った言葉は以下です。
“発想って、結局、人柄だよ”
いかに考え、いかに伝えるかは自分の経験や人格から出てくるもの。自分の持っている範囲は超えることはない。
“努力できることが才能だ”
人間はそんなに差があるものではない。継続できる人が成功する。
“優しさって、想像力だ”
思いやりや気くばりは、創造力の問題。相手の立場に立ち気持ちが読めてこそコミュニケーションは成立する。
“いいけど、好きじゃない”
正しいことだけど、それだけでは相手は心の中でうなずいてくれません。
“普通のことに、もっと敏感になろうよ”
奇抜なことは簡単だが、普通のことで「今までなぜこれができなかったんだろう」と思わせるのは難しい。
実際の体験や経験から発せられる言葉には重みがありました。仕事の壁にぶちあたったとき、それを乗り越えるために考え抜いた言葉は、とくにシンプルでありながら人の心に響くものが多いと感じました。
http://businessbook-no-susume.com/ -
企画を考えるときに、立ち戻るべき本