空海 人生の言葉 (偉人の名言集) (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799315804

感想・レビュー・書評

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  • 今まで知り得なかった素晴らしいお言葉をたくさん頂戴いたしました。

  • ちょっと説教してほしい時に嬉しいかも。でも私には難しい。

  • ふと本屋で目に入って手に取った本。
    弘法大師 空海の言葉を現代語訳して紹介した本。

    各ページに数行
    空海の名言の現代語訳と、その下に原文が載せられているというもの。

    この手の本には、よく解説が載せられているのだけども、それぞれの名言に解説は一切なされていない。
    これは、自分の解釈を深める上でありがたいことでもあるけども、まだ飲み込めないままである言葉も多数ある。つい、この言葉を載せた著者の解釈が欲しいなと、思わないでもない。

    この本の冒頭には、筆者による仏教の根本概念の解説がなされているが、これがなんともまとまっていて勉強になった。

    空海の名言は、11の章立てとなっている。

    一章 心について
    二章 身体について
    三章 志について
    四章 戒めの言葉
    五章 縁について
    六章 道について
    七章 詩と文章について
    八章 秘密の教え
    九章 聖なる言葉
    十章 自然について
    十一章 生と死について

    ----------------
    【内容(amazonより)
    あのベストセラー名言集が携書になって登場!
    精神科医 名越康文氏推薦「空海はただの聖人ではない。肉声の聖者である。声の響きを想像しながら読んで欲しい。」
    ———————
    【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】

    空海
    774~835。平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の名で知られる真言宗の開祖。讃岐国屏風浦(現・香川県善通寺市)で生まれ、18歳で京の大学寮に入りまもなく山林修業を始める。31歳で遣唐使の一員として唐に渡り、密教を学ぶ。33歳のときに暴風雨の中を帰国、36歳で高雄山寺に入り真言密教の布教を開始し、43歳で嵯峨天皇より高野山を賜わり、高野山開創に着手。50歳で東寺を賜り、真言密教の道場とした。満濃池などの土木事業への関与、日本初の私立教育機関である綜芸種智院の設立、文芸評論である文鏡秘府論の執筆など、様々な方面で万能の才を示したほか、「いろは歌」の制作者だった、日本各地の温泉を発見したなど数々の伝説が残っている。また書家としても、嵯峨天皇・橘逸勢とともに当時の三筆と謳われた。835年3月、高野山にて入定。享年62

    川辺/秀美
    編集者・作家。1968年横浜生まれ。立教大学文学部卒業後、就職情報会社を経て書籍編集者へ。高野山大学大学院にて密教学を学ぶ。2009年から作家活動を展開し、「国語力」と「仏教」を軸に著作を発表
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著者プロフィール

編集者・作家。1968年横浜市生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。高野山大学大学院修士課程密教学中途退学。就職情報会社を経て、出版社へ転職。書籍編集長を経て独立。
書籍編集に従事するなかでビジネス書から音楽書、科学書、写真集など幅広いジャンルを手がけ、10万部を超える異色の作品を数々送り出した。専門は、国語力と仏教。
主な著書に『怒らない働き方』(新潮新書)『ブッダと始める 人生が全部うまくいく話』(三笠書房)『空海 人生の言葉』(ディスカヴァー21)『22歳からの国語力』(講談社現代新書)などがある。

「2014年 『空海ベスト名文 「ありのまま」に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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