超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版(特装版) (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)

著者 :
制作 : 白取 春彦 
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.17
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本棚登録 : 260
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784799318058

感想・レビュー・書評

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  • 哲学と聞くと気が引けるかと思いますが、読みやすく分かりやすく気付きになるので読んでみたらいいと思います。

    内容は恋愛、人間関係、仕事、人生の話です。

    頑張りすぎて疲れている人によんでほしい

  • 高校生くらいの精神的な発達が大きい時期に読んでおきたかった本。自分・人生・愛・友情とか…そういう題材ごとに、いろいろな著作物から言葉を集めてきていて…それぞれの書物も読みたくなります。歴史に残る偉人でもこういうことで悩んだのかなって思ったり、他者の考えをすっぱり違う視点からみていたりして、生きる上での倫理や考え方を内省し、きちんと前を向いて歩きたくなる内容でした。

  • 自分の思考の確認用。

  • 恥ずかしながら、ニーチェは虚無主義のイメージしかなく、本書を読んで、正しく理解していなかったと解りました。
    "ツァラトゥストラはかく語りき"は、学生の頃に読みましたが、当時はよく意味が解りませんでした。
    本書は、ニーチェの思想をわかりやすく解説してくれ、いろいろと気付きを与えてくました。

  • ニーチェ初心者です。

    新社会人になったばかりで、
    何をするにも、
    もっと自信を持ってやれ!
    と言われ、どうやって自信つければいいんだよ!と
    嘆いていた時にニーチェをお薦めされた。

    まず自分自身を見つめ、自分に誠実になる。
    他の人と比べず、自分に正直になる。
    自分を愛し、他人を愛する。
    常に理想を持ち、楽しんで生きる。

    さまざまなことを学んだし、社会人になるまでの今までの人生を振り返って、自分で置き換えてみたりもした。
    納得できるものもあったし、できないものもあった。

    でも、強く自分を信じて、行動したいと思うようになった。

    評価は4だが、私が自分を愛し、矜持を持って行動できるようになった時に、振り返って5をつけたいと思った。

  • ずっと気になっていたこの本にやっと出会い、読むことができた。読んで、改めてこれを毎日読み返そうと思いました。それくらい、今の私たちが日々の生活に流されて大切な事を忘れそうな時に、必ず役に立つと思ったから。

  •  今年は56年ぶりとなる東京でのオリンピック・パラリンピック開催年です。昨年末からの新型コロナウィルス感染症の影響を受け、全世界が不安な空気に包まれていますが、このような時こそ、世界中の人々が力を合わせ、この困難を乗り越えていかなければいけないのだと思います。その一つの象徴としてオリンピック・パラリンピックが最も良い形で開催されることを祈るばかりです。
     新年度を迎え、皆さんお一人お一人も、新たな環境に身を置き、不安と希望に満ち溢れた生活を始められたことと思います。そんな皆さんに、私からこんな本をご紹介したいと思います。
    皆さんは、哲学書や自己啓発本を読まれたことがあるでしょうか。私はこの種の書籍に対して、自分の心の弱さを指摘されるような気がして、これまで好んで手に取ることはありませんでした。哲学書に至っては、小難しいことが書き並べられていて難解であったり、核心をついた内容であったとしても、そんなことは分かっていると素直に受け入れられない印象もありました。しかし、その日はなぜか本屋に並べられていた哲学書『ニーチェの言葉』という書籍が気になって、何となく手にとってみたのです。予想に反し文字が少なく読みやすい装丁に、いくつかのニーチェの言葉に目をやってみたのです。難しい表現はひとつもなく、さらっと述べられている短い言葉の数々は、あるものは「やっぱそうだよね~」と納得できたり、あるものは「そんな考え方をしても良いんだ」と目から鱗であったり、素直に面白いと感じました。
     読み手の精神心理状態や、年齢、置かれた環境によっても感じ方はきっと大きく変わるのでしょうが、きっと心が疲れているときに読めば一服の清涼剤となり、何かにチャレンジしようと思うときに読めば温かい手で背中を押してくれる、そんな書籍であるように思います。一気に読みきるというよりは、気が向いたときに手にとってみる。手元にこんな一冊があっても良いのではないでしょうか。
    (「図書室information87号」より抜粋)

  • ニーチェの複数の本から引用した言葉をまとめた本。非常に読みやすく、人としての本質はどうあるべきかを書いた本。
    サラサラ読めるので、一読しておいて損はないと思う。
    自分を知り、自分は日々新しくなっていくことを理解して生きていけば、他人と比べることもない、と書かれていたのが印象に残っている。

  • 『超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版』(白取 春彦編集, 翻訳/ ディスカヴァー・トゥエンティワン)vol.427
    http://shirayu.com/blog/topstory/enlightenment/5751.html

  • 本屋で見かけて、一度ニーチェを読んでみたかったし、装丁がかわいかったので購入。読みやすかった。ニーチェの考え方が分かりやすいのか、訳がよかったのか。人にもお勧めしたくなる本。
    今回気に入ったのは「人生を最高に旅せよ。」

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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