オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016年12月23日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799320174
感想・レビュー・書評
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仲の良かった姉を麻薬で失ったミアという女性刑事と、妻に離婚されたやり手の刑事のムンクが主人公。
ミアは、事件のあらゆる事実、事象、小さなパーツを眺めていくことで、事件解決に導くことのできるスキルを持つ。ムンクはミアを始め強い個性と特殊スキルを持つメンバーを見抜き、引き抜き、まとめ上げるリーダーとしての素質が強い警官。だがミアの事件の責任をとり、地方警察に異動となっていた。
ミアはある事件がきっかけで自暴自棄の生活を送っていたが、それをムンクは連れて帰る。学校に上がる年齢の子供が連続で殺される事件が起こり、その解決のためにムンクが呼ばれたためだ。
というわけで、最近多い?子供の連続殺人をテーマにしたミステリー。
主人公ふたりだけでなく、さまざまな登場人物がそれぞれの強烈なエピソードとともにザッピングしているかのように物語に登場する。
ラストの救出劇は偶然に頼ったもので少々お粗末というか、「助かったー!よかったー!」といったカタルシスはなく。
強烈な個性、エピソードを持つ登場人物。目まぐるしく変わる視点と怒涛の展開。なんとなく、テレビドラマ的小説だった。
続編はもういいかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう少しです!