オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.70
  • (6)
  • (29)
  • (15)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 160
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799320174

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仲の良かった姉を麻薬で失ったミアという女性刑事と、妻に離婚されたやり手の刑事のムンクが主人公。
    ミアは、事件のあらゆる事実、事象、小さなパーツを眺めていくことで、事件解決に導くことのできるスキルを持つ。ムンクはミアを始め強い個性と特殊スキルを持つメンバーを見抜き、引き抜き、まとめ上げるリーダーとしての素質が強い警官。だがミアの事件の責任をとり、地方警察に異動となっていた。
    ミアはある事件がきっかけで自暴自棄の生活を送っていたが、それをムンクは連れて帰る。学校に上がる年齢の子供が連続で殺される事件が起こり、その解決のためにムンクが呼ばれたためだ。


    というわけで、最近多い?子供の連続殺人をテーマにしたミステリー。

    主人公ふたりだけでなく、さまざまな登場人物がそれぞれの強烈なエピソードとともにザッピングしているかのように物語に登場する。

    ラストの救出劇は偶然に頼ったもので少々お粗末というか、「助かったー!よかったー!」といったカタルシスはなく。

    強烈な個性、エピソードを持つ登場人物。目まぐるしく変わる視点と怒涛の展開。なんとなく、テレビドラマ的小説だった。

    続編はもういいかな。

  • もう少しです!

サムエル・ビョルクの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×