- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799320587
感想・レビュー・書評
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2020/04/30
今更感はあるが『戦略PR』について
広告・代理店業界ならではの自惚れた語り口が生理的に受け容れ難く、面白くなかった。
内容も薄っぺらいので、小一時間で読み終わると思う。
「空気づくり」が大事ってところから踏み込んだ論がある訳でもないので、実務経験や自らの考察を持ってる人は読む必要無いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・1956年「もはや戦後ではない」の宣言とともに日本は高度経済成長期に突入し大量生産大量消費を背景にこぞってマーケティングを導入。そのほとんどはマス広告中心となり、この時点で日本のPRは広告を補完する「パブリシティ」に成り下がった。
・商品ではなく買う理由をつくる
→切実な理由にちかい
・属性順位転換
→アイドル 遠くあこがれの存在→会いに行ける存在
→洗剤 驚きの白さに!→除菌(アリエール)
洗濯しても菌がいる啓蒙活動byP&G
科学的な裏付けがあるとメディアも取り上げやすいのか
・企業は主語になってはならず、第三者話法がマスト
→ほっこりラボだわ
・コントロールのし辛さがPRの弱点
・戦略PRをやめる3つの理由
→選ぶのが面倒くさい の時代
→好き勝手やらせての時代
→気になるものはそれぞれ
・PRの目的:人の行動を変えること「ビヘイビアチェンジ」を起こすことが
・イクメンではなくうちパパに関心が高まっている
・本来PRは企業活動やビジネスモデルときっても切り離せないもの。中途半端な取り組みは逆にリスクになる。
・PRとはファクトやデータの意味づけの仕事だ。
・ばったりかストーカーかという視点で見直すべし
・インフルエンサーは事実系と共感系の2パターン
どちらもおすみつきを与えられる存在
・n数が増えるほど薄まるのは被験者の「顔」「ストーリー」
・とんち 氷が溶けると春になる
・ネオナチのパレード、1メートル歩くたびにネオナチ脱退支援団体に市民から寄付が入るというとんちのきいたPR
・広告はユーモアに溢れ、後方は真面目さに溢れているという不文律は崩壊しつつある
・ソーシャルな時代に企業に求められるものは「軽やかさ」。いまや生活者は知人も企業もブランドと同枠で評価する。「ウソつき」「重すぎる人」「アピールする人」は敬遠される。
・PRは健全な企て -
【社会関心】
①商品力(差別化)
②世の中の関心ごと(流行り、新情報)
③生活者のメリット、ニーズ
【パターン例】
「顕在×関与」マップp73
◆顕在度:そもそも社会において潜在的か顕在的か
◆関与度:その問題に対するターゲットの関与の度合い
※関与度低い=知っているけど自分にはあまりにも関係がない
【PR】
△ビヘイビアチェンジ:行動変容
△パーセプションチェンジ:認識変容
△パブリシティ:世に出る情報
【世界PR:売上高総利益ランキング=Fee総計】
エデルマン(米)
ウェーバー・シャンドウィック(米)
フライシュマン・ヒラード(米)
※アジア唯一の10位ランクイン:ブルーフォールド(中)
【日本PR】
電通パブリックリレーションズ
ベクトル
サニーサイドアップ
【6つの戦略PR】
Ⅰニーズと商品力の合致
Ⅱ偶然性の演出
Ⅲ信頼性
Ⅳ潜在層の普遍性(原点回帰)
Ⅴ感情へのアプローチ(懐かしさ、共感の継承、自己投影)
Ⅵやられた! -
図書館で借りた。会社のマーケティング部員必読ですよ。テクニックというより人間心理わからないと
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20180107
個人なら人の心理を勉強するのが一番稼げると思います。なんにでも応用できる武器になるのがPR。内容はどっかの本にも書いてた気がするから多分重要なんでしょう -
2017/11/15
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前回のPRの目的であるビヘイビアチェンジに重要な6要素
を主張したうえで、世界レベルでのPR事例を引用するという構成。最初の3要素は「おおやけ」「ばったり」「おすみつき」は根幹に思えるが、「そもそも」「しみじみ」「かけてとく」はテクニック的な感触が否めない。「社会的問題と商品を結びつける」ことは一見当たり前のように聞こえるけれど、振り返ると意外と意識できていない。これができていないと「こんなことできます」に留まってしまうのだろう。 -
商品を作るよりも買う理由を作る(買う理由のマインドシェア)
戦略PRのピラミッドの考え方
・パブリシティ 発信
・パーセプションチェンジ 認識の変化
・ビヘイビアチェンジ 行動の変化