世界のビジネスエリートは知っている ルーヴルに学ぶ美術の教養
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799324363
感想・レビュー・書評
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知識がないと難しい。
この本で美術史の知識を得るというよりは、絵の意味を読み解き、歴史をより深く知る本。
美術史に関して全く知識がない人がよんでも難しいように感じた。
知識を得ており、それぞれの絵画に自分なりの解釈を持っている人が読むと教養を得られると思う。
もう少し深く知識を得てからまた読み返そうと思う。
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借りたもの。
ルーヴル美術館所蔵の定番――外してはいけない――絵画作品を通して、最低限の教養としての美術を解説したもの。
すなわち、ルネサンス~新古典主義(A.D.1400~1900)までの西洋古典絵画の美術史を解説。
イタリア、フランス、スペイン、オランダ、フランドルの5つの地域に分けて掲載。
各国の美術の興亡がその国の盛衰の指標にもなっている。
イタリアにはじまり、他の地域へ……美術後進国だった他の国々が、アカデミーを設立したり、それはプロパガンダ――国の威信を喧伝する――ために使われていた。
なぜビジネスエリートなのか…それは絵画の中に経済の発展、それに伴う市民階級の台頭――庶民文化の発展――や絵画の技術革新――人の価値観の変化、科学の発展の片鱗――があったから。(スペインは色々失敗してるけど)
ルーヴル美術館美術館、西洋美術初心者向けの入門書。
西洋美術好きには基本のき。 -
要点を抑えている印象。この一冊を全て理解できれば、ビジネスの場において西洋美術の雑談を楽しめそう。
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興味のあるところだけ読んだ。入門としてはまずまずの内容なのでは。
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ルーブル絵画の読み解き方。
知識があったうえで観ると絵画はもっと興味ぶかくなるし、絵画からその時代を知ることもできる。 -
フランスハルスの陽気な雰囲気の絵画に、そんな意味があったとは知らなかった。
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美術館に行き、絵画を眺め、「この絵はね・・・」と同行者にウンチク垂れれるようになりたいです。
ま、面倒くさい人に思われないくらいの範囲で。
本も良いけど、やっぱり本物見に行きたいなぁ。 -
絵画の「見方」「感じ方」ではなく「読み方」を解説した一冊
作品からさまざまなメッセージや背景を読み取るにはもっと勉強が必要だなと感じた -
構成やコンセプトを明確にし、それを述べたうえで詳述していくという、外国で学んだ人であることがよくわかる。
が、中身の書き方はどこからか写してきたような文章で、「絵画の読み解き方」がきちんと理解されるという目的に最適な記述になっていない。
イタリア絵画の章は特に、テーマの説明と画家の来歴でおわってしまっている。
自分でひとつひとつ読み解く、という作業はしていないのではないかしら? -
2024/03/03 amazon 1,000円