時間がない人が学び続けるための知的インプット術 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799325636
感想・レビュー・書評
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積ん読解消。
著者が2005年にちくま新書で出した『四〇歳からの勉強法』を、大幅に加筆修正・改題したものだ。私は元本も当時読んだが、よい本だった記憶があるのでこれも読んでみた。
元本と読み比べると、別の本と言えるほど大幅な改稿がなされていて、その点は好感が持てる。
ただ、いま読むと新鮮味はあまりない。
スキマ時間を活用せよとか、新聞書評の効果的活用法とか、この手の本ではずっと言われてきた話が目立つし……。
あと、他の本からの引用文が長すぎて、“人のフンドシ”の利用がいささか度を越している。章によっては、地の文と引用文が半々くらいのありさまなのだ。
ただ、美点もある。
大新聞のやらかした誤訳を列挙して、記者の英語力の貧しさをぶった斬るパートは、英語に堪能なこの著者ならではで、痛快だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
丹波宇一郎、出口治明の後にこの本を読んだが、引用が多すぎて内容が薄く感じた。著者の意見を他の本の文面を引用して説得しようとするが、その根拠を他人に頼っているからだろうか。自身の経験やロジックから述べ出ないので伝わってこない。
時間を作る手段は一理ある。やはり早起きが大事で昼休みも有効活用できる。習慣化が必要だ。
本の選び方、新聞、雑誌の読み方はあまり参考にならず。一般的には正しい方法なんだろう。 -
【読書メモ】
・竹内均「勉強術・仕事術私の方法」(三笠書房)
・林真理子「野心のすすめ」(講談社現代新書)
【参考になった点】
・厳しいと同時に大きなチャンスの時代に生きるビジネスマンの方々に対して、どのように勉強すれば自分自身の能力と価値を高めることができるか、その方法について書きました。具体的には、①時間の作り方、②読むべき本の選び方、③新聞・雑誌の読み方(12p)
・お勧めしたいのは、毎朝の1時間と、土日の2日間に最低1日3時間ずつ時間を確保するというやり方です。(20p)
・そんなこと(晩酌後に勉強)をするくらいなら、できるだけ早く寝て、翌朝頭がすっきりしている状態で勉強に取り組むほうがよほど効果があがります。(40p)
・朝や土日の「まとまった時間」にはまったく勉強せず、断片的な「スキマ時間」だけで十分な勉強時間が確保できるわけではありません。なぜ、わたしが「スキマ時間」を過大評価しないほうがいいと考えているかといいますと、それは「スキマ時間」というものが、本来的に、非常に不規則で不安定な性格をもっているからです。(68p)
・勉強量=時間×密度であり、最も重要なことは、どれだけ勉強できたかという勉強量です。(84p)
・このように、目次と前書きに目を通せば、その本のおおよその内容は分かりますが、これに加えて、もう一つお勧めしたいことがあります。それは、本の巻末にある解説文を読むということです。(143p) -
目新しいこと何も書いてない
引用だらけでこんなので本として出せるのが驚き
本文丸写しの読書感想文と同レベル
紹介されてた本で興味わいたのがあったので★+1 -
・朝活や毎日勉強時間を設けること、隙間時間を活用することなどを再認識させられた→より意識づいた
・知識や器の差は、すきま時間にどれだけ積極的に自分の人生と関わっているか
・本の選び方
接続詞 -
内容が非常にピンポイントで、題名どおり時間のない人がインプットについて学び始めたいとき最初のとっかかりにはいいかもしれない
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29761178 -
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 時間はこうして作り出す(人生最大の難題は「時間をどう作るか」/年間600時間を作り出そう/「一万時間」の法則 ほか)/第2章 よい本はこうして選ぶ(やっぱり読書が勉強の王道/ビジネスマンにとって読書の目的は?/本は借りるのではなく買う ほか)/第3章 新聞・雑誌はこうして読む(新聞を読み過ぎてはいけない/週末に「まとめ読み」する/新聞からの効果的な情報収集法1 事実と憶測を区別する ほか) -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00601254
【スタッフコメント】
やりがいのある充実した人生を送るためには、
今よりも能力を向上させることが大切。
これは、忙しい中でも「自分の市場価値」を
高める大人のための勉強法です。 -
引用が多すぎてあまり好きではない。
・すきま時間を有効活用する
・少しでもいいからとにかく毎日続ける
・朝の1時間は夜の3時間
・お酒の誘いをどう断るか。初めから居てすぐ抜ける
・本の選びでは、目次、前書き、解説文、著者の略歴、文章が論理的か、形容詞の使い方
・子供向け本や漫画を活用