東大式ふせん勉強法 【小学校高学年以上向け】
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799325902
感想・レビュー・書評
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子どもに、ふせんを使って家にある物に英単語を書いたふせんをはらせるという勉強は実物と物を関連づけているから記憶しやすくなると思った。覚えたいものをふせんに書き、トイレの扉や壁にふせんをべたべた貼り、クリアできたら入れるなどのゲーム性は◯。3回答えられたふせんを剥がしてとっておき、ノート等に貼って、後日復習したり、どうしてもおぼえられないものには色を変えたりする方法は良いと思った。
最近の研究では、制限がある方が自由な発想が生まれやすいということにびっくり。例として、俳句、短歌、ツイッター、絵画をあげており、イギリスの詩人、チェスタトンの言葉、芸術は制限の中にある。絵画において、もっとも美しい部分は枠だ。としめくくっていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(感想)
小学生(高学年)~高校生向けのふせんを活用した勉強法の本
「東大式」というので高度なものを期待していたが、やや期待はずれ
とはいえ、大人でも活用できる部分はあるし、保護者向けのページも用意するなどきちんと活用できるようにしている点は評価できる
(読書メモ)
ふせんを活用した学習方法9つを紹介している
大人の学習にも活用できそうなのは、
・ゲーム感覚で楽しく覚えられる「暗記ドア」
覚えたいことを問題形式にしてふせんに書き込み、ドアに貼って、覚えたら剥がす
どうしても覚えられないものはノートの表紙裏側に貼り替える
・インプットが上手になる!「書き込み読書メモ」
本を読みながら、後で復習するところにふせんを貼る、ふせんにはその理由を書いておく
本のまとめ「トリセツ」(簡単な読書メモ)を書いて、表紙裏に貼る
・ケアレスミスを減らす!「ミスらんノート」
自分のミスの傾向を知り、その傾向と対策を1枚のふせんにまとめ、ノートの表紙裏側に貼る
ふせんをテスト直前に見直す
テスト開始後、そのポイントを書き込む
・書くことで困らない!「ふせんで記述分解」
意見、理由、経験、結論をふせんに箇条書きで書き出し、それをつなぎ合わせて文章を作る