コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784799328286
感想・レビュー・書評
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他の人の評価はそんなに高くないですが、
自分的には結構面白かった。
ただ、(色んなワークとかも入っているとは言え、)
この本だけでコンセプチュアル思考をマスターするのは結構ハードルが高そう。。
かつ、著者のデザイン思考に対する説明に
若干の誤解を生むような表現がされていて、
人によってはそこで止まってしまう人もいるかもしれない(もったいないけど)。
とは言え、ワークが入っていたり、
そのワークをやっている旅行業界にいる
主人公の話が盛り込まれていたりで、
色々と工夫がされているし、
具体と抽象を行き来するというのは
まさに自分がドンピシャで求めている問題意識だったので、
その点はとても参考になった。
細谷さんの「具体と抽象」などとセットで読むと理解が深まるような気がします。
※具体と抽象
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4907623100#comment詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コンセプチュアル思考なにそれ?美味しいの?
って感じで、難しい横文字が多く出てきていて何が言いたいのかわからなかった。 -
第1章 「コンセプチュアル思考」を知る
概論 「コンセプチュアル思考」とは何か?
鍵概念① 抽象と具体
鍵概念② 「一」対「多」
鍵概念③ 概念・観念・信念・理念
鍵概念④ 「πの字」思考プロセス
第2章 ものごとの本質をつかむ
準備 根源探索:ものごとのおおもとを見つめる
スキル1 定義化:ものごとの本質をつかみ表す
第3章 ものごとの仕組みを単純化して表す
スキル2 モデル化:思考上の模型づくり
第4章 ものごとの原理を他に応用する
スキル3 類推:ものごとの原理をとらえる、他に適用する
第5章 ものごとをしなやかに鋭くとらえなおす
スキル4 精錬:コンセプトを磨きあげる
第6章 ものごとに意味づけや価値づけをする
スキル5 意味化:ものごとの目的を定める
第7章 事業・製品・サービスを独自で強いものにするために
総括講義[1]「モラル・ジレンマ」に立つ
総括講義[2]「知・情・意」の大きな融合 -
これからの時代、どんな業界・職種においても仕事をするうえで必要となるマインドとスキルを身に着けるための方法がかかれている良書です。体系化されて図も分かり易くまとめられていますが、ボリュームが大きくて一回読むだけでは自分のなかでうまく整理できなかったです。何回も読みたいです。ワークもたくさん盛り込まれていますが自分ひとりで行うのはハードルが高いので、社内研修で扱うのが良いと思います。
第一部は「コンセプチュアル思考とはなにか」について。主に物事を抽象化したり具体化しながらものごとの本質をつかみ、活用するプロセスが分かりやすくまとめられています。
第二部は「仕事でコンセプチュアル思考を行うための5つのスキル」について
・物事を定義化することで本質をつかみ。
・物事をモデル化で単純化しつつ独自の観を表現。
・類推することで物事の原理をとらえ、他に活用する。
・物事を精錬してとらえ直し、顧客に提供する価値を変えていく
・意味化によって物事の目的を定めることで、事業や仕事の困難を乗り越え事業フェーズを変えるべくメンバーを導いていく
第三部は二部までの話を踏まえて、さらに事業や商品を磨いていく方法について書かれています。
コンセプチュアル思考ワークを取り入れながら自分のビジネスを発展させていくストーリーがおまけで取り入れてありましたが、ここまで意識高いチームあるんかいなと感情移入できませんでした笑 -
コンサルのテクニック集みたいで、読んでいてどっと疲れました。知、情、意という区分で考えるという導入部こそワクワク感を覚えたが、意に関する話が中心と言いつつ知の話が多く感じた。
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一度に読んで身につけるという読み方よりは、目次を控えておいて、考える時の切り口として使おうと思いました。
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考え方、物事へのアプローチのしかたを体系化した本、といか、とにかく「コンセプチュアル思考」というタイトル以外の部分では素晴らしい日本語と馴染みある事例で分かりやすく整理されていて、図式化されていて、それでいて実践的な演習もあり、興味深く読めた。ビジネス、生き方、人生設計に対する思考枠組みとしてのヒントを得られる。
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本質的で革新的なアイデアは、「在り方」の追及から生まれるという考えに共感した。新しく会社や製品を作っている最中だったので、革新さはどこから生まれるかが非常に分かりやすく、体系的にまとめられているので参考になった。
何度も読んで習得したい考え方だと感じた。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50299187