- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799328620
感想・レビュー・書評
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ワークショップ?のような感じで演習を織り込んだ講義の様子が記されていて、自分も実際に考えながら読み進みることができて記憶にも残りやすそう。
「理想像」や「問題」の真髄を見極めて最短距離で手を打つ方法が学べた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
凄いためになる本だった。クリティカルシンキングの具体的な方法が分かったので日常に取り入れていきたい。
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『#実践型クリティカルシンキング』
ほぼ日書評 Day674
クリシン、なかなか本を一度読んだだけで、わかる&できるようになるものではないが、その手の書籍の中ではかなり筋が良い。
既習者が、みずからのチェックリストにするにも手頃な内容・分量だ。
ひとつ、難を申すならば、(あくまでもクリシン解説のための例題ではあるが)日本の人口を増やす施策を考えるという「お題」に関する以下のやり取り(少々長いが、そのまま引用する)は、さらにもう一歩踏み込んで「なぜ、日本の労働人口を増やす必要があるのか?」まで問うて欲しかった。
対策は「移民受け入れしかない」という結論に至る前に、1人あたりの労働生産性を上げるという選択肢も有力であるはずである。
"命題は、「日本の人口を10年後に1・2倍にする」ということです。今日学んだことを思い出してみましょう。 ──何のために増やすのか? はい、その通り。命題に戻る。「なぜ?」ですね。なぜ人口を増やすのか? なんで10年後に1・2倍にしたいのか? 情報は少ないですが、想像できますか? ──日本を活性化させたい。 ──少子高齢化による年金負担とか医療費の問題を解決する。働く若者を増やして人口ピラミッドのバランスをとるため。 なるほど。じゃあ、ここでいう「人口」は、単なる人口ではなく「労働人口」であるということでしょうか? ──はい。 じゃあ、そうだったとします。労働人口だと。さっきの日本の活性化も考えたら、確実に消える打ち手は何ですか? ──死ぬのを減らす。 はい。これ逆ですね。年金問題や医療費問題の解決にはならないですから。ほかには? ──「出生率を上げる」。出生率を上げても、10年後には労働者になれない。 そうなんです。間に合わない。"
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基礎中の基礎のロジカルシンキング
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『実践』とだけあって演習があって具体的なクリティカルシンキングの手法を学ぶことができた。ズームインズームアウトの技術を駆使してなぜ?と問いを立てることができたので、実生活に活かしていきたい。
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本書でもあったけど、クリティカルシンキングは一朝一夕で身に付くものではないと思った。
4C、3Cなどフレームワークを活用できると良さそうだが、なにより正しく考えることが大事だと思った。
また、クリティカルシンキングを身に付けると、思考の整理もできるし説明するときに自分も相手も分かりやすい。
自分がしっくりくるまで、何度も繰り返し考える。
具体的に考え、なぜ?本当に?と深堀していく。
パソコンを使わずに、紙とペンで考えていく。
他の本やフレームワークの本を読んで、見識を深めたいと思った。 -
①目指すものを定義し
②今何が問題なのかクリアし
③目指す姿と現状とのギャップを埋める打ち手を考える
目指すものを定義する際のチェックポイント
具体的に
達成できたかどうかを事実で判断できる
アクションに落とせる
意義が明確
期限が明確
戦略の最終的に目指す姿を定義する
目指す姿の具体化 -
1.率直な答えを考える
2.その対極を考える
3.両者をズームインズームアウトしながらマップを作る
4.とにかくペンと紙で頭を使って考える -
まともな本
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ファリシテーション型の内容になっている内容で、分かりやすい。クリティカルシンキングで大事なポイントが3つ、目的を定義付ける。アクションプランが透けて見えるか。課題に対してリソースを集中できるか。この3つを明確にさせることで筋の良い解決策が見出せる。ここでもフレームワークが用いられている。ビジネス思考の基本となるのがフレームワークとなっているのがよくわかった。