最凶の恋人―ある一つの賭け (ビーボーイスラッシュノベルズ) (B-BOY SLASH NOVELS)
- リブレ (2011年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799710258
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
夫婦喧嘩は犬もくわねぇってwww
つか、レクリエーションの1つだわねw。
今回の話のキモは3日という時間についてなのかな?
あの二人にとったら3日という時間は…いわずもがなですww
サブタイトルから中~長編を期待したのですが、短編でした。
でもとても楽しく読めて、満足。 -
最凶シリーズ5作目。
新装版になってからの新作です。
遙さん拉致されるの巻w
なんて男前な賭けを…遙さんたら!
貴方が一番大人ですから!ww
相変わらずエロスに萌えました。
何気に梓がお気に入りww -
7年ぶりの新作ということで書き下ろし4編、雑誌掲載作1編という構成。遥が沢井組の若頭にらちされてしまう。でも、痛い場面は皆無なのでご安心を(笑)遥が酷いことになってたら柾鷹の暗黒面が暴発してしまってこのシリーズ終わってしまいそうだもんね。サクッと終わって納得なのです。そんな中にも遥の柾鷹への想いが洩れてて嬉しい。でも、本人には見せることなく、いつも通り容赦ない遥ですw 柾鷹の弱点もポロポロ出てて楽しかった。尻に敷かれてるのはデフォですな。ヤクザ的日常に和ませてもらいました。狩屋にも早く春が来るといいなぁ。
-
「最凶」シリーズ新装版4冊の後の、7年ぶり新作です。楽しみにしていた気持ちを裏切らない面白さでした。
遙が柾鷹とともに生きる覚悟を決めたあの法事からまもなく、という時系列です。
高校生の頃までとってもシリアスだったのが、ただの中二病だったのかと思うほど、現在の二人はラブラブ。そしてケンカもしているみたいだけど、犬も食わない痴話ゲンカ。ますます姐さんとして肝が据わってツンデレに磨きのかかった遙と、組長としての格はあるのに尻に敷かれてヘタレている柾鷹です。
話は明るく軽いタッチでありながらも、自分のおかれている立場や柾鷹への想いにしっかり冷静に向き合っている、遙のすごく男前な考え方が真摯に伝わってきます。
今回、遙はあることが原因で、沢井組の若頭である小野寺に拉致されるのですが、命の危機とかそんなハードな展開にはなりません。ただ、小野寺は「柾鷹と別れて欲しい」と驚愕の要求を突きつけてきます。
柾鷹は、遙に愛を試されます。以前よりヘタレてるし甘えてばかりだし柾鷹の残念なところばかり目に付いていたので、そんな彼がこの事件にどう決着をつけるのか興味津々になるストーリーです。
遙は覚悟をきっちりつけているので、傍目から見てもなんの心配も無い度胸のある男です。そして、そんな遙の期待通りに柾鷹が動くのかどうか、というのが読みどころです。
うん、やっぱりカッコいいよ柾鷹。ドッキューンとしちゃいました。はっきり言って、負けました。
そんな拉致事件の裏側で、千住組はどんな動向をみせていたのか、というのが若頭の狩屋側から描かれている「his duty2-若頭の領域2-」。こちらがとても面白かったのです。狩屋の相変わらずそつのない手回しのよさ、安心できる活躍ぶりに、このまま独り身は不憫と思わせます…ドーナツのエピがすてき。
そして、柾鷹はなんだかんだ言ってもやはり凄みが利いていて、組をまとめるのにふさわしい力量も感じさせられます。ちゃんとしてる。
二人の愛にやられまくりで萌えました。エロも愛情いっぱいで、読んでいると胸が熱くなります。 -
最凶の恋人 第五弾。
7年ぶりの続編。
遥は系列の組の若頭に拉致軟禁される。
そして柾鷹に縁談があるので別れて欲しいと提案されるが、遥は「3日以内に柾鷹が迎えにくるか否か」をその若頭と賭けをする。
拉致されているのに、そんなに取り乱さない遥がいい。
とにかく柾鷹の自分への愛情がゆるぎないことを遥は確信している。
このくらい肝が座っていないとヤクザの愛人なんてできないよね。