SEX PISTOLS(7) (スーパビーボーイコミックス) (スーパービーボーイコミックス)
- リブレ出版 (2013年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799712993
感想・レビュー・書評
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2013-6-16
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人魚の恋が一番わかりにくいんだろうけど、これが彼らの愛のかたちなんですね。
人魚だけは、他とまたさらに違う次元にいる話みたいだった。
でも同じ世界に生きてる人達の話なんだよね。
世界の理複雑です。 -
突然話が変わったように感じて
あまり入り込めなかった。
でも好きだからこそ、年下(?)なのに
上手な生徒に負けないように処女を捨てる
健気さが良かった。好き。 -
どちらも親に愛情を注いでもらえなかった同士、半端者同士、不完全な者同士。ヴァルネラは力を持ちすぎて疎まれ、志信は父親に見向きもされないほどに微弱な力しか持たない。同病相憐れむのままでは好きな相手の存在を肯定出来ないのだ。愛する者を得る為に、ヴァルネラは人型に収まり、志信は接触恐怖症・潔癖症な自分をコントロールしようと殻を出る。
なーんて、小難しいことはいい、6巻終わりでヴァルネラと志信の邂逅部分が描かれていて、その時に初めてセクピス面白い、と思った。セクピスは世界観と人物相関図が大体頭に入ってからでないと面白さが解らない。解説書を読まされている感覚があって、それがネックになり、面白いとは思うんだけど頭に入ってない部分がありつつ読むのが苦痛だったのだが、7巻で一気に来た。借りて読んだせいもあるが、『NATURAL DOGGY'S DIARY』の方が好きだな、とか思ってたけど(チェリが可愛いから仕方ない・笑)人魚と獅子のハーフのヴァルネラと、潔癖症のしのぶの話が面白くて。ヴァルネラの、肉体を持たないが故のアイデンティティーの在り方への志信の問いとか、形のないものを人間の形に押し込もうとする下りとか凄く面白いんだよ。
と言うか、単純にヴァルネラが好きだわー。放置された無秩序の中から確固たる確信(志信が好き、と言う意思)を持ち、背負う方を選んだものの強靭さと言うか。綺麗な顔に傷があるのって、見てはいけないものを見る時の後ろめたさとエロスを感じてしまう不謹慎さが共存してて悶えるほどエロく感じる…と言うツボ突きまくりなキャラだ。 -
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またちょっとだけ絵柄が変わったような…?
何となくヤマシタトモコ先生の描き方に似てるなぁと思いました。
内容は前回に続いて丸々一冊人魚の話です。
ファンタジーに輪を掛けてファンタジーです(笑)
正直、色々と複雑で良く分かりませんが雰囲気はめちゃくちゃ良い。
神秘的で、凄く引き込まれる話だと思います。
個人的にヴィピも志信も昔の姿の方が好きなんですが、とにかくこの二人の恋の行方が気になります。
7巻が本当に良い所で終わってしまったので次巻に期待!