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- / ISBN・EAN: 9784799715437
感想・レビュー・書評
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きゅんきゅん。ラブラブ甘々。
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「最恐教師」2年ぶりの新刊。“デンジャラスイブ”こと学年主任の井吹先生と、生徒の親でシングルファザーの藤田のcpのその後です。
「教師もいろいろあるわけで」のスピンオフ作だったのが、むしろこちらの方がメインとでも言っていいほど面白くなっています。
秘密だけど深い恋仲に進展して、順調なお付き合いを続けている二人に今回も難題がつきつけられてしまいます。
発端は藤田の突然のリストラ。それでも藤田は息子との生活のためにきついバイトをこなしながら、次の職を探して前向きに頑張ろうとします。
藤田のこういう性格が好きです。次から次へと大変なことが起こっても、くよくよしないところが読んでいてすごくいいなと感じるところ。
そんな藤田が心配で心配で、つい怒ってしまう井吹です。独占欲のかたまりですね~
でも、井吹は藤田や彼の息子のことを大切に思っているからこそ怒ってしまうのだとわかるし、藤田もそこのところをしっかりわかっているところがいいです。
藤田を死守しようと必死な井吹に、さらに新たなる敵が登場!いろんな意味で井吹にそっくりな弟です。
登場シーンがインパクト大でした。
この弟が出てきて、ストーリーが一気に盛り上がった気がします。
不良教師とチンピラ弁護士!互いに嫌っているけれど、なんだか似てるところが笑えます。
井吹弟はほんとめんどくさい奴なんですが、藤田の言葉にクラッとしてる顔なんか見てると憎めませんw
藤田にあれこれ絡んでくる弟にキレまくる井吹。ちょっとうっとうしいほどからんでくるので、井吹の態度にスカッと爽快な気分になってしまいました。
とは言え、井吹はどんどんカドがとれてきて優しい表情や態度が多くなっていて、必然的に甘くてラブラブなシーンも増量です。強引Hは相変わらずだけど、それって実は藤田に甘えてる?と思わせる可愛げがいっぱいで…
シリアスでキュンとするストーリーだけど、端々にクスッと笑わせる場面もあってバランスよくて大満足でした。
描き下ろしが毎回楽しくて胸キュンです。 -
★3・8
イブキンの雰囲気や表情が柔らかくなったと思ったら、新キャラ・井吹弟の登場で逆戻り(笑)でも藤田のことが好きすぎてそうなるイブキン好き!悉く2人の邪魔する弟こそが邪魔~。藤田を巡っての兄弟の争いは次も続くのかな~弟に勝ち目はないけどw