- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799724682
作品紹介・あらすじ
過去の事件が原因で他人との接触が苦手な奏は、学生時代の親しい先輩・副島の勧めで彼の会社に勤めていた。ある日、家弓と名乗る心地よい美声と帝王のような風格を持つ男と出会う。接触恐怖の奏を理解し、さりげなくリードし受け止めてくれる家弓。多忙をぬって食事にも誘ってくれ、二人だけで過ごす時間は奏に失った自信を取り戻させてくれる。家弓の大人の包容力に、気づけばどんどん惹かれてゆく奏。そんな奏の変化に気づいた副島が…!?声にとろかされる熱くて甘い大人の恋。
感想・レビュー・書評
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受けの一人称です。
冒頭、「スーツの似合わない学生の尻尾を残した顔立ちと線の細さ」とありますが、イラストは素敵にスーツが似合っています。
トラウマの残る奏をずっと守ってきた副島が不憫だと思いながら読んでいましたが、同時収録の短編ではとても幸せになっていて良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
過去の事件の後遺症に悩む奏。そんな自分に「このままではいけない」と言い聞かせている奏は強いと思った。逃げたくなるようなときにも、どうにかしようと思っているようだから。自分に厳しい奏には、家弓みたいな人が合っているのかも。今までと同じように大切にして、どんどん甘やかして欲しい。
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★3.4
ザ・BLって感じの設定、展開でした。めちゃめちゃ甘ったるい。蓮川さんのイラスト超素敵だった。 -
ヴィオラとコントラバス。