Daisy Jealousy (ビーボーイコミックスデラックス)

  • リブレ
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784799748589

感想・レビュー・書評

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  • おげれつたなか先生の新作。
    感動した〜。二人のカップリングが尊すぎ。
    同じ志を持つ二人の友情が素敵で、何年もかけてやっと実る恋にこちらもじんときます。
    モブ女子は安定の良い子達で安心。

  • 大好きな先生で表紙も秀逸で見た瞬間速攻買っちゃいました。

    ゲーム制作以外で初めて興味を持った好きな人なのに上手く接することが出来ない天才型コミュ障の要とゲーム製作が大好きだけど要の才能に押し潰される努力嫉妬型一般人の三咲。

    心理描写が圧倒的。天才でした。
    天才と凡人のお互いの嫉妬と恋心の葛藤が上手く描かれていて読んでいるこっちが苦しくなるくらい。
    好きだけど、好きなことだからこそ譲れないものの中で嫉妬と自己嫌悪でグルグルしちゃう三咲が切なくて、割り切っちゃえばいいのに〜って思うこともあるけど、割り切れない三咲だからこそ魅力的なんだろうな、と。

    今回は1冊通して歩み寄るお話だったので続編とかで蜜月を読んでみたいです!

    後から発見した帯のQRコード…!!!

  • 泣けました!おげれつ先生が描く「痛くて切ない青春の日々」はやっぱり素晴らしい!
    夢にときめく輝かしい毎日と、破れて腐る苦しい毎日と、、、一人の人間の数年に渡る様々なシーンを違和感無く受け入れられるって凄い!さすがおげれつ先生です。

    惜しむらくは、ページ数とエロかなぁ。数年に渡る時間の経過をちゃんと理解はできたけれど、もっと細かい部分、、、例えば二人の出会いとか相手を好きになった瞬間とか、夢を追いかける部分が先行していてラブが弱かったなと。確かに終盤でやっと通じ合う二人だから恋愛部分は少なくても不思議では無いのだけれど、一方で先生の描くエロシーンがリアルに逞しく生々しいことが、この二人の熱量から解離があるというか、最早エロを描くことに必要性を感じられなかったというか。。。
    きっとエロなしで成立させることも、逆にもっとページを使ってリアルに求め合う二人を描くことも、おげれつ先生なら美しく描ききっただろうなぁと思うと、間を取って辻褄合わせた感が、とても残念。

  • 好きな事を追求する者としての矜持と、色恋の間で揺れる男心が鮮明に描かれていて、とても心に刺さるものがありました。互いの嫉妬がすれ違っていて、そこがBLならではの読み応えでした。
    一途に愛を捧げる天才型DT×あれこれ拗らせてる努力家。
    専門学校時代から社会人へと、成長したり挫折したりしながらも成長していく二人の姿がリアルに描かれていて、思い当たることもあったりしてとても感情移入してしまいました。
    ゲームのことばかりの青春を送る三咲と要だけど、頑張っていいゲームを作って憧れのゲーム会社に入ろうと努力している三咲と、あふれる才能を持っていながら人と付き合うことは苦手なオタクぽい要の間には溝があります。

    三咲に自分の気持ちを表現したり伝えたりすることができない要に焦れ焦れさせられるし、要の才能に嫉妬する三咲にもハラハラさせられました…
    そんな二人が5年経ったある日、仕事を通じて再会。なんとなく、昔の溝が埋まったようにも感じるんだけど、三咲の態度をよく観察すると本当に要にこと好きになったのかなぁ?と疑問が少し湧いてしまったり。
    要のことをちょっと振り回して、足を引っ張って、留飲を下げているみたいで。
    まぁあんなに好意を向けられて、絆されてしまったのも絶対あると思うけど、複雑なオトコ心を感じてしまいました。

    ゲームと要がごっちゃになって全てを投げ出してしまった三咲の気持ちを考えると心が痛みまくりでした。
    だけど、そうやって頭を冷やしてもう一度考え直したから、何が一番自分にとって大切なものか気づくことができたんでえすよね。
    本当によかったです。
    そして、要が専門学校時代に三咲への想いで悩みまくっていたことを知る場面で涙腺が…!
    要、想いが通じて本当によかったよね~

    エロ的には、とにかくHシーンが秀逸!ガン見しまくりでした。DTだから好きな子のケツの穴をじっと見てしまうとか、ゲロった後でもらくらくキスできちゃうとか、もうHENTAIの領域を凌駕していますよ、要は(笑)
    三咲もちゃんと感じてるのが伝わってきて、エロの中にも愛がすごく感じられて萌えました。

  • おげれつ節が控えめのやつ。すんごい良かった。嫉妬心は誰しもが何かしらに一度は抱いた事あるだろうし私にも多少覚えがある。おげたな先生そういう人の心情描くのあまりにも上手すぎて人生何周目ですか?といつも思う。

  • 最高だった。こういう一途な人間が私は大好きだし、カースト上位の人間がカースト底辺の人間にハマっていくの最高。

  • 才能に嫉妬する系のはなし

  • おげれつ先生にしてはすごい仕事の話を押し出してきた話だなぁと思った
    この仕事の内容や専門用語とか凄い調べられて大変だっただろうなと;
    だからなのか、先生にしてはエロの部分が少なめで仕事での格差に対しての葛藤などがよく描かれていてなんだか新鮮な感じがしたかな

    でもしっかり切ない部分は盛り込まれていてピュアな話でもあるから胸きゅんはした

    …けどもやはり私は先生の痛く切ない話が好きなので、次は痛切ない話が読みたい(笑)

  • 心なし分厚かったし表紙から、はだける怪物シリーズのようなド切ないのを期待してたので、そこまでではなかったかな。
    自分を好きだという攻の才能に嫉妬して、気持ちがぐちゃぐちゃでうまくいかない話。異性でもあるけど、同性同士だからこその話かなと思います。

  • めっちゃキュンキュンでじれじれで好き〜。

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著者プロフィール

おげれつたなか
BL作品で「おげれつたなか」、非BL作品で「たなかマルメロ」と筆名を使い分けている。元々は『黒子のバスケ』二次創作メインで「たなかでござる」という筆名で活動。2014年6月、『恋とはバカであることだ』で商業誌デビューを飾る。以降、早い執筆ペースと確かな画力、表現力で一躍人気作家になる。
代表作に、2012年から「Pixiv」で不定期連載され、2016年幻冬舎から単行本化された『ヤリチン☆ビッチ部』(略称『ヤリ部』)。同作はドラマCD化、アニメ化された。

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