- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799801123
作品紹介・あらすじ
一昔前の音楽制作はプロの使う機材とアマチュアが使う機材には大きな差があり、結果として音にも差が出た。しかし、現在はプロもアマチュアもパソコンによる音楽制作が一般的で、その制作環境にあまり差はなくなっている。なのに、結果としての音に大きな差が出ているのはなぜか。本書では、その大きな原因の1つとして、トラック数の少なさをあげている。
だからといって、単純にトラック数を増やしても音は良くならない。アマチュアは1トラックだけで作品を仕上げている人もいるという。しかし、プロは10や20トラック使うのは当たり前。30、40トラック使うことも珍しくない。
本書では、トラックを増やすことで音が良くなるわけではないが、良いサウンドを作ろうとすると必然的にトラック数が増えていく、そのワザを丁寧に説明している。
本書内の説明用サンプルオーディオをインターネット上で聴くこともできるようになっている。
感想・レビュー・書評
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著者がDTMで作曲する際のコツを集めた本。
一般論というよりも、数をこなした職人ならではの知恵やアイディアといった印象。
ドラムやパーカッションがしっかりと入っているポップス、ロック、ダンス系の音楽の打ち込みには最適。
生バンドっぽさやアコースティック感、間を生かした音楽の打ち込みには直接は適用できないテクニックもあるが、部分的に参考にして損は無い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「音を大きくする本」と同じ著者の本。
こちらにも同じ主旨がシンプルに記載されている。
こっちだけあれば足りる感じ。
音を大きくする、音圧を上げるというテーマをもっと深く掘りたくなったら「音を大きくする本」を購入しても良いかも。 -
レビュー省略