おむかえワニさん

著者 :
  • 文渓堂
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本棚登録 : 129
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799900482

感想・レビュー・書評

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  • ワニの正体はなんと…!
    怖いけど優しい、なんて素敵なワニさん。
    お話も面白いから読み聞かせにと思ったけど、細かいページもちょいちょいあって遠目がきかないから難しいかなぁ。

  • 陣崎さんの描く絵も紡ぐ言葉も大好きなので、大満足な絵本でした。
    こんな不思議で優しいおむかえわにさんとみんな仲良くなりたくなるよね。

  • ワニさんの仕草が面白くてぷぷっと笑い、ちよちゃんを守ろうとする優しさにほっこりしました。

  • 4歳0ヶ月の娘へ。

  • 娘 4y5m
    息子 2y7m
    図書室にて借りる

    おばあちゃんのお家へいくちよちゃん
    駅に着くとまっていたのはおばあちゃんのおつかいのわにさん!
    ちよちゃんはわにさんと一緒におばあちゃんの家まで行く話
    途中、ヘビやお面をかぶった恐いまつり、おばけ、どろぼう
    わにさんはへっちゃら
    ちよちゃんとわにさんの友情がとてもかわいらしいです

    娘はなんでわにさん立って歩いているのっとずっと言っていた

  • 駅のホームまで迎えにきていたのは、無口なワニさん。
    この時点でシュールすぎる(笑)
    その無口なワニさんが一旦口を開けると、それは怖いもの無し‼︎

  • ちよちゃんが迎えに来たワニと一緒におばあちゃんの家に向かう。道中、ヘビやおばけや怖いお祭りなどと遭遇しながら進んでいく。ワニは何者だったのか、娘は分かっただろうか。少し怖がったものの、最後まで数回読めた。3歳2ヶ月

  • 渋いグリーンを基調とした挿し絵の中には、お花がいっぱい咲いていて、細かいところまで、じっくり見たくなる。
    お迎えに来たワニさんは、ちょっぴり恐くて、ユーモラス。

  • 2歳10ヵ月
    むりやり前面に出てくることのない
    地域色が好き。
    こわがり息子は
    「ちょっとこわかった」らしく、
    もう一度読ませてくれない。

  • おばあちゃん誘いがあり、おばあちゃんの家に1人で遊びに行くことになったちよちゃん。
    列車に乗って、ホームに降りると、ちよちゃんを待っているワニがいた。
    ワニが持っている看板にはワニがおばあちゃんからのお遣いであることが分かる。
    おばあちゃんのお遣いなら、私の家来ね、と言うちよちゃん。
    ワニは手も繋いでくれないし、ちょっと怖い。
    いつもなら黄色いタクシーで行くのに、と思うちよちゃん。
    途中、神社のお祭りに出くわし、怖いお面を被った人たちが「悪い子はいないか」と脅かしてくる。
    けれど、ワニの方が怖いのを見て、ワニと一緒にお神輿に乗せてくれる。
    お祭りに来ていた子供たちはワニに怖がって、お祭りは大成功。
    更に、暗い怖い道に差し掛かるけれど、ワニが怖いのでお化けも泥棒も手出しが出来ない。
    最初はワニが怖かったちよちゃんだけれど、お化けも撃退出来るほど怖いワニはすごいと感心する。
    疲れたちよちゃんはワニにおんぶをしてもらっておばあちゃんの家に到着。
    すると、ワニは鉢植えの緑の植物になってしまった。
    ワニは死んじゃったの?と泣くちよちゃん。
    ワニが怖くなかったかい、と言うおばあちゃん。
    怖いけれど、怖いお化けも怖がるワニはすごいというちよちゃん。
    明日もワニと遊びたいと言うちよちゃんに、おばあちゃんはもちろん遊べると言うのだった。

    最後のページでは川でワニと遊ぶちよちゃんの姿が。

    おばあちゃん家への一人旅に怖いワニさんがお出迎え。
    怖いものを寄せ付けない怖い用心棒。
    最初は怖がっていたちよちゃんも途中からワニのことが怖くなくなっているのが微笑ましい。
    本物のワニじゃなくて植物だったというのが面白い。

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著者プロフィール

1977年大阪生まれ、東京在住。大阪教育大学芸術専攻美術科卒業。立体造形会社やデザイン会社に勤務後、23歳でイラストレーターとして独立。26歳で絵本作家をめざして上京。2007年、童画家武井武雄について調べていて穂村弘の短歌と出会い、衝撃を受けて作歌をはじめる。2008年よりダ・ヴィンチ誌の穂村弘連載「短歌ください」の絵を担当。同年、歌人集団「かばんの会」入会。2009年、小説『草の上で愛を』で第50回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。2013年、絵本『おむかえワニさん』(文溪堂)出版。絵、絵本、小説、短歌を手がけ、作品を発表しつづけている。

「2013年 『春戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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