すなばのスナドン

著者 : 宇治勲

• 文溪堂 (2013年9月6日発売)

感想・レビュー・書評

[ニャーテンさんの感想 · 2020年7月6日]

子どもたちの大好きな場所、砂場が舞台ということで4歳8ヶ月の息子の食いつき良し。
引っ越してきたばかりでまだ友達がいないたっくんが砂場で出会ったのは砂場の神様スナドン。子どものお願いを叶えてあげる神様なのだが、「家来になって落とし穴におっこちて」というたっくんの無茶苦茶なお願いをさっそく断っていて笑ってしまった。
物腰丁寧にたっくんの遊びに付き合い、彼が心から一番に願うことを自然に引き出してちゃんと叶えてくれるスナドンの優しさにほのぼの。

[きよさんの感想 · 2020年5月26日]

4:3 砂場ブームのこのごろ

[pochasukeさんの感想 · 2020年2月2日]

2020.1

[unknownさんの感想 · 2013年10月20日]

引っ越してきたばっかりの男の子には友達がいなかった。
１人でさみしく砂場で落とし穴を掘ったりして遊んでいると、砂のスナドンが一緒にすべり台を滑ったりかくれんぼをしたりして遊んでくれる。
友達がほしいと、男の子が言うと、スナドンの砂の山でトンネルを掘ってみて、と言う。
スナドンは大きいからなかなか向こうまで行けない、と諦めそうになったとき、向こう側からしっかり掴む手が。
こうして、男の子には友達が出来たのだった。
友達が出来て喜んで帰る男の子。
でもちょっと待って、砂場に何か作ったよね。

今でも砂場で遊ぶ子って多いのかな。
不衛生だ、とかで禁止になったりしていたけれど…。

スナドンはこのあとどうなるのだろう。
男の子に友達が出来たら姿を現さなくなるのだろうか。

著者プロフィール

絵本作家

「2016年 『にげた！』 で使われていた紹介文から引用しています。」