強欲のとびら

制作 : 日本児童文学者協会 

• 文渓堂 (2018年9月6日発売)

作品紹介・あらすじ

５夜にわたって語られるのは、短編５、ショートショート15の計20の怖い話。20話ごとに扉をあけて忍び寄る恐怖の影。百話目に待ち構えているものはなに？　現代の百物語、第三夜目は、欲張り者の末路に恐れ怯えるお話ばかり。

感想・レビュー・書評

[香菜子（かなこ/Kanako）さんの感想 · 2023年12月11日]

強欲のとびら。日本児童文学者協会の著書。自分勝手で傍若無人な強欲者欲張り者は最後にはどうなってしまうのか。自分勝手で傍若無人な強欲者欲張り者な大人になると自分も周囲も不幸になる。自分勝手で傍若無人な強欲者欲張り者がはびこる社会でこれ以上自分勝手で傍若無人な強欲者欲張り者が増えれば不幸になる人が増えるだけ。自分勝手で傍若無人な強欲者欲張り者になってもいいことなんて何もないと子供たちに思ってもらえる一冊。

著者プロフィール

子どもの本の作家、詩人、翻訳家、評論家などが集まっている全国的な団体。子どもの本についての講座や、雑誌の発行、作品募集などの活動を行っている。毎年夏には、幼児から中学生を対象とした「子ども創作コンクール」も実施。

「2020年 『物語は４つの顔をもつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」