子どもの「困り方」に寄り添う算数授業 (hito*yume book)

著者 :
  • 文渓堂
4.80
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799904169

作品紹介・あらすじ

子どもの困り方に寄り添うと授業が変わる 田中算数の秘密を解き明かす集大成の書。
子どもを素直で自然体にする緻密な仕掛け,経験則からくる授業の型。子どもの困り方という視点で授業を見つめなおした「目から鱗」の話題とその対策。繊細さ,緻密さ,用意周到さに裏打ちされた授業のつくり方を公開。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ちょうど2年ほど前に田中先生の講座を受け、運良く会食もご一緒させていただいたことがあった。そのとき、わくわくしたことを覚えている。算数の面白さはもちろん、算数の授業を通して子どもへの関わり方を教えていただいただ。本書を通じて、そのわくわくが甦ってきた。
     本書はまさにタイトル通り、子どもの「困り方」に寄り添うことの大切さを理論と具体的実践を繋ぎながら書かれていた。算数の授業以外でも同じ考え方が大切だ。大人の都合で、大人の解釈を押し付けてはいないか。そう問い直すきっかけになる1冊。

  • 田中先生がこれまで紹介してきた授業で使える「技」や、指導内容の留意点についてまとめてある1冊。いつも通り、さすが田中先生!という感じがした。

    ・3文字書いて机間巡視など…
    ・いつも発言するタイプの子への声かけ
    ・分かっても挙手しない児童に焦点を当てた授業
    ・教師が間違えて突っ込める雰囲気を!

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

真の授業人を育てる職人教師塾「授業・人」塾主宰。元筑波大学附属小学校副校長、元全国算数授業研究会会長、学校図書教科書「小学校算数」監修委員。主な著書に『子どもが変わる接し方』『子どもが変わる授業』『写真と対話全記録で追う! 田中博史の算数授業実況中継』『学級通信で見る! 田中博史の学級づくり1年生』(東洋館出版社)、『子どもの「困り方」に寄り添う算数授業』(文溪堂)、監修に『板書で見る 全単元・全時間の授業のすべて 算数』(小学校1~6年)『板書で見る 全単元・全時間の授業のすべて 数学』(中学校1~3年、東洋館出版社)等がある。

「2022年 『学校が変われば、授業が変わる! 新しい研究授業の進め方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中博史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×