メイプルさんの紅茶時間 2 (マッグガーデンコミック EDENシリーズ)

著者 :
  • マッグガーデン
3.56
  • (3)
  • (6)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 90
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800000347

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 978-4-8000-0034-7 190+2p 2012.8.26 初版

  • 自身に向けられる島民の厳しい目にもめげず、健気に島の外れで喫茶店を営む機械人形のメイド少女・メイプルさん。
    理解者も増えてきた頃、軍人クロの上官で、メイプル捜索を命じたアゼル少佐が島に直接乗り込んできて…!?

    メイプルさん二巻にして最終巻。もう少し長くできそうだったけど、思ったより早かったな。
    二巻は前半から後半にかけて急展開でちょっとびっくり。
    前半の双子の機械人形の話が一番ぐっと来た。切なくて悲しい、けどすごくあったかい話だった。
    可愛かったのにすごく残念だ…。
    クロさんの過去話は結構重くてびっくり。確かにこれはちょっと親とぎくしゃくするよね。
    ラストで出会えなかったけど、和解が見込めそうな感じだったから安心した。
    そんでいきなりバトル展開に発展した後半戦。メイプルさんが軍事用だったとは…ていうか軍事用に作るならなんでこんな可愛いんだ!
    普通に男のやつにしようよ。シラユキといいメイプルといいこんな可愛い顔で軍事用とか…。
    一時はどうなるかと思ったけど、ちゃんと丸く収まってよかった。アゼル少佐はシラユキちゃんいるから大丈夫。

  • 不法投棄された同族(機械人形)の双子が登場して不器用ながらも心を通わせたり、黒幕が現れてプログラム書き換えられて恩人に襲いかかったりと、わりとテンプレな物語。

    ていうか、既に生産されてないと思われるのに手が壊れただけで2体同時に廃棄とか、世界観的な機械人形の価値がよくわからない。
    「新しいのあるから」ってことは、別に機械人形憎しで廃棄されたわけではないのだろうし、都会ではまだそれなりに安価で手に入りやすかったりするのだろうか?

    あと、ケイちゃんはケイ君でした。



    以下、基本的には無関係な内容です。

    ところで。
    機械人形を忌み嫌うってのは、現実世界で言えば戦車に蹂躙されたから自動車を嫌うって感じなのかな。
    現状、機械人形が自発的に何かを行う描写がないので、そういう命令が組み込まれたと考えるのが妥当だと思われるのだけど。
    つまり本来、怨まれるべきは機械人形を戦争に投入した国家や人間なのだろうに。
    まぁ、機械人形はヒトガタだからっていう特殊な状況もあるかもだけど。

    ものすごく昔、『知ってるつもり』という番組でロバート・オッペンハイマーが取り上げられたときに、美輪明宏が
    「科学者は、自分の知識欲でつくるだけつくるけど、その発明で発生する被害とかに責任を持たないのだから無責任すぎる」
    みたいなことを言っていたが、阿呆じゃないかと思った。
    責任を問われるのは悪用した本人や、量産した国家とかだろう?
    科学の産物の恩恵を受けまくっているくせに、被害が出たときだけ科学者のせいにするとかホントにクソ。
    高尚なことを言おうとして無考慮を晒すっていう典型的なパターンに思える。
    だから大嫌い。

    って記憶を不意に思い出した。

  • 2012/08/13購入・09/19読了。

    ほのぼのと終わって良かった。メイプルウイルスバンザイ。

  • 2012/08/12:完結。駆け足でしたが、最後ハッピーエンドでよかったです。かわいらしいおとぎ話を読んだような気持ちになりました。お茶会に混ざりたいです~

全6件中 1 - 6件を表示

碧空唄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×