あまんちゅ! 5 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
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本棚登録 : 1029
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800000514

感想・レビュー・書評

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  • 夏休みも後半。
    ダイビング部は二泊三日の合宿へ。
    いきなり部屋にGが出現してパニクったり、夜の海に潜るナイトダイビングに出会ったりと夏を満喫している。

    怖い思いはしたくないけど、360度広がる花火畑は見たい!
    夏がやっぱり好きだなと改めて思う素敵な第5巻。

  • 第25話で突如描かれたホラー回、思わず「突然どうした!?」と尋ねたくなるくらい普段と違う怖いエピソードだったね。といってもガッツリとしたホラーではなく、あくまで日常からちょっと踏み外した先で出会った怪奇現象という程度では有るけれど
    それにしたって20・21ページの絵はそうなるだろうと判っていても怖いものだったよ……

    そんな微ホラーな空気を置き去りにして第26話から始まるのは夏合宿編。この作品ってダイビング要素はかなりあるけど、真っ当な部活動描写ってそういえば少ない気がする。そういった意味では部員たちが陸で一列になってナビゲーションの練習をする様は何とも学生達の夏!といった空気感に満ちていて好きだなぁ

    ただ、ダイビングの場合、陸で練習したことを水中で実践できなければいけないわけで。それはちょっとした試練であり、未だに自分に自信を持ちきれないてこはナビゲーションの実践に怖気づいてしまう自分に気付き、同時に怖気づいた時はいつもぴかりに頼ってしまう自分に気付く
    初心者が経験者に頼るなんて当たり前のことなんだけど、てことぴかりは親友でも有るからそこに「嫌われたくない」という思いが介在してしまう。それが行き過ぎれば緊張し、失敗に繋がってしまうことも有る。そして水中での失敗はすぐに命の危険にも繋がりかねないもの
    それだけにナビゲーションしていたらぴかりを見失ってしまったてこの恐怖心は計り知れないものがあるね。
    でも、恐怖心から回復する心は何時だって「楽しい」の心であるわけで。ぴかりから教わった砂紋、貝殻、岩、魚といった水中でしか見られないものを辿ることで進む道を見つけられる展開は良かったなぁ

    そうしててこは夏合宿を通してナビゲーションは出来るようになるのだけど、ナイトダイビングには怖気づいて参加できず。てこにとって出来ることと出来ないことが明確に見えてしまう合宿となったわけだね
    そうして良いを「夢」、悪いを「現実」と捉えてしまうてこに対して真斗先生が投げかけた言葉はとても素敵。良いだって「現実」であり、自分から良かったことを夢として終わらせなくていいという考え方はちょっと人生の指針にしたくなるくらいのものだった


    そういや、陰影の付け方変わったのかな?これまでと異なる書き方をしているようなシーンがこの巻では目立った気がするのだけど
    それはさておき、第30話で向日葵柄の着物に向日葵の髪留めをしたぴかりはとても可愛いらしい格好でしたね

  • コミック

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  • 【あらすじ】
    夏休みも後半戦…いざ夏合宿へ!!! FUN FOR ALL.ALL FOR FUN. 日常、ときどきダイビング。

    【感想】

  •  日本の夏。それは海、花火、夏祭り、浴衣。そして怪談。

     「ウルトラQ」ばりの怪奇ホラーを著者が描くとは思わなかったが、それがまたゾクゾクする怖さ。
     レパートリーの広さに感嘆させられつつ、また女性陣の浴衣姿・甚平姿の可愛らしさを堪能しながら、少しずつ成長するてこの様を愛でる巻だ。

     一見、一人だけでいるようで、実は違う。その絶妙な距離感をぴかりに感得させられるてこ。良きも悪きも現実だ、と優しく諭されるてこ。
     良いことが夢、悪いことが現実と思いがちなネガティブ思考に陥りがちなてこの蒙が啓かれていく夏休み譚。それを間違いないものとするため、ぴかりらは彼女を幻想的なナイトダイブへと誘う。

     ところで、夏合宿の最中、Gを退治するだけのストーリー展開で、物語としてきっちり魅せる著者の描述力、コマ割り、台詞回しは流石のそれである。

  • ほんわかとゆるい感じで来たのに、この巻の最初の幽霊?話がすごい怖かった(´△`)

  • 5巻まで読み終わりましたのでレビュー。

    ARIAみたいな不思議でゆるーい小話の連続みたいになってきましたね。Gの話といい、花火の話といい。

    まぁ、一生モノの夏休みしてるなー、楽しそうだなー、青春してるなー、っていう雰囲気がいいっていう、それだけなんですけれどね。

  • 合宿編。全編通じて「てこ編」って感じが強かったかなと。こんな輝いている夏休みうらやましいわ、ほんと。

  • 夏合宿、夜の海。花火ー。

  • いきなり怖い話………何かオチがあるかと思ったらずっとこえーよ。。。。
    次のも怖い話……。

    なつやすみ、こわい。

  • 後ろ向きなてこちゃんの悩みに共感してしまう。一歩ずつ前向きに成長していて嬉しくなる

  • 今回は先生の話が良かった。空一面の花火なんてここ何年か見てないから久しぶりに見たいなぁ

  • ダイビングしたい!

    と毎回読むごとに思う。
    海のない県に住んでおりますので・・・海ってだけでテンションが上がりますね。
    今回は合宿。でも熱いスポコンではないのでまったりと進む。ないとダイビングとかもすてきですね。いいなぁ。ダイビングしてみたいわ。

    夏の名物、花火。祭り。浴衣。
    こんな素敵な夏祭りには、久しく行っておりません。
    うん、今年は花火を見に行こうかな。

  • いい時だって立派な「現実」(by火鳥)

    【内容】
    恐怖の最初の2話。合宿、てこはぴかりがいないとなにもできない自分に愕然。花火大会。

    【感想】
    まあ、なんていうか、読んでるとちょっと照れくさくなってくるような・・・

    (2012年12月31日読了)

  • 天野さんの日常風景からふっと不思議の世界に迷い込むようなお話は大好きなので、この間に収録されているエピソードもとても楽しめました。花火や合宿など、夏らしい雰囲気が素敵。

  • 不思議な出来事が沢山。
    冒頭の最終バスの話は夜中に布団の中で読んでいたこともあってものすごく怖かった。
    いいことばがちりばめられている

  • うん、まあ、あまんちゅ!って感じだね

  • 出だしから怪談!G!夏合宿に花火!海にぴったりで夏っぽさいっぱい!
    てこちゃんの自分に自信ないとことか、共感できて可愛いな(・v・´●)ノ

  • 真斗ちゃん先生の「弟」って単語にときめきすぎた。火鳥に月夜にコロン、今も元気なのでしょうか。

  • いつものファンタジーだよね?と思ってたら、すげー怖かったよ一話目泣…

  • こ、怖い話が…!!思ったより怖かったww(((・ω・)))

  • 一話目でゾッとしました〜。天野先生の純粋なホラーも読んでみたいです。
    合宿では「イニシャルG」の話に笑えたり、ぐるぐるしちゃうてこに共感したり。今回も素敵な巻でした。

  • きましたよ。日常の中の少し怖いの!だいこうぶつです。

  • はじめの一話こええよ!

  • この影の付け方は好きになれないなぁ。そして読んでいてどうにもイライラする。

  • 舞台は夏合宿。合宿部屋にGが現るギャグパートも笑わせてくれますが、メインは何と言ってもてこ。いつもぴかりに頼りっぱなしのてこが、葛藤しつつぴかりに頼らず大きな一歩を踏み出す姿はジーンときます。

  • 花火大会:感動した
    またナビゲーションからぐるぐる回廊まではピカリがいないと何もできないと思ってしまうテコがぐるぐる考えてしまうお話。ナビゲーションでピカリが見せた気遣いは新たな一面をみた気がした

  • 好奇心旺盛な”ぴかり”と消極的な”てこ”の性格凸凹コンビによるスキューバダイビング漫画です。
    時期は夏。
    現実味ある話やら幻想的な話、そして怪談。
    前作である”ARIA”に通じるお話もあります。

    高校の青春を謳歌してほしい。
    そしてなにより、スキューバーダイビングって、こんなに楽しいんだよ?
    と誘ってくれる漫画となってますね。

  • なんでもないようなことが幸せだったと思う。なんでもないよう夜、二度とは訪れない夜。って歌を思い出した。

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著者プロフィール

天野 こずえ(あまの こずえ)
埼玉県出身の女性漫画家。1993年『アース』でエニックス第6回ビッグルーキー大賞佳作・ビッグステップ賞受賞。1994年「前夜祭」で『フレッシュガンガン』春季臨時号を通じてデビュー。
代表作は『AQUA』とその続編『ARIA』、小説・ドラマCDが発行された『浪漫倶楽部』、アニメ化された『あまんちゅ』など。

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