魔法使いの嫁 公式副読本 Supplement I (BLADE COMICS)
- マッグガーデン (2017年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800006806
感想・レビュー・書評
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第1~14篇までの解説本。
創作にあたっての背景・・・神話・伝説について。
イギリスの生活誌的な記述も多く、
かなり調べて物語に組み込んできたことがわかる。
「ウルタール」はやはりラブクラフト。
彼の作品や繋がるダンセイニに関しても解説があるとは!
3巻までですが、照らし合わせて読むと面白い・・・が、
時間はかかります(^^;
いえ、それが楽しかったのですが♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
*登録漏れ
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一枚の絵から一言のセリフに至るまで、こと細かに解説した本。
のちの巻で明かされるような事実を含んだコマのこともつまびらかにしていたりするので、この本が解説する3巻までしか読んでいないと少々ネタバレになる。
それにしても、こまかい。この漫画に登場するあらゆる名前や存在や展開が、ファンタジーや神話などから派生して作られていることを、これでもかというほど読み手に見せてくる。
想像の隙をほとんど与えない解説には賛否ありそう。驚かされることは確かかも。
あと、作者監修なのに、作者のことを本文中で「名作を世に送り出した大家」のように書いているのが違和感あったかな・・・。まるで業績が決定した文豪のようにというか・・・。 -
公式副読本ってどのような内容か読み始めるまであまり想像できていなかったのだけれど、実際に読んでみて驚愕
3巻までの内容を全ページ載せた上で各シーン・単語について作者完全監修の上で解説しているだと…!
「魔法使いの嫁」ってイギリスを舞台に魔法使いの世界を描いているものだから、日本人にはあまり馴染みのない描写がいくつか有ったのだけれど、この本を読むことで色々と判明したのはとても良かった
特に読んだ時期がアニメ放送と重なったことで本作への理解がより進んだ気がする
ただ、作者完全監修での解説本という事は直接的でなくてもほぼ答えのようなものでも有るわけで。4巻以降の内容についても今回の調子で解説してほしいけれど、その前にきちんと自分の中で考えを纏めてから読むべきかもしれないと感じた -
14篇までを小ゴマにして詳細に解説。これ続きも欲しい。