魔法使いの嫁 14 (BLADEコミックス)

  • マッグガーデン
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800010087

作品紹介・あらすじ

人外×少女

識ることが必ずしも救い、ではない。けれど僕らは。

感想・レビュー・書評

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  • 「考える ことが多い・・・・・。」
    物語は、紛失した魔書が巻き起こすミステリーに。
    チセならずとも、考えることが多かったです。
    魔書を使っているのは誰か?
    現行での登場人物か、はたまた未知の人物か?
    頃はハロウィン。
    その仮装のように見せない正体が、まだわからない。
    廃棄塔での出来事や新登場の者たちも、気になるところ。
    何故、ルーシーとシメオンを襲ったのか、それも謎ですね。
    トーリーとナルシスの本家の事。
    フィロメラの家、ヴェロニカの家との関係。
    リアンとアイザックの関係。
    フィロメラとアイザックには何か共通性があるのか?
    とにかく“家”が絡んだ人間関係は、蜘蛛の巣のようです。
    アリスとレンフレッド、ルーシーとセスの関係はちょい終息かな?
    真顔で語るセントールのヘーゼルの、言葉“我慢”は良かった。
    これがチセに響いてくれるとイイね・・・あ、ゾーイの行動もだ。
    それにしても学院生活でチセ、ゾーイやルーシーが素を出し、
    行動し、仲間っぽくなってきたのは、良い傾向です。
    エリアスすら“友達”を意識し始めたし、
    新たな交流を知るためには、学院は確かに学びの場ですね。

  • ルーシーが突然倒れた。チセと話している最中に。
    症状が同じ、魔力が持っていかれている。
    「カルナマルスの遺言」が関わってる。
    フィロメラ、朝早くにチセを待つ。
    匂い袋の香りが薄くなってるからと・・・
    いつか一緒に作ろうと言いながら。
    リアンはそれを影から見てる。
    アウトウッドのメイがヴェロニカにフィロメラが居ないと報告。
    日曜の「補講」ルーン文字について。
    ゾーイはルーシーのお見舞いに。
    家に一旦帰ったチセはシルキーに家を暫く空けると告げる。
    勿論ショックのシルキーだが、帰ってこないわけではない。
    学長は、溜まった書類を片付ける。
    そこにはフィロメラの自主退校と記してある。

    チセ、約束通り通り道の魔物に羊を渡す。
    協力してくれたのは人馬の郵便や。
    昔話をしてくれた。
    隣の島で大飢饉が起きた。流れ着いた機織りが住み着いて、畑もやりたいといい出した。
    が、畑はどこも一杯で。そこで手を出したのは妖精の土地。
    そんな物は居るはずがないと言ってジャガイモを育てたが、出来たジャガイモは血を流す。
    そして、その人は皮を剥がされねじれたカタチで見つかる。次の日には毛、その次の日には歯、その次の日に爪、そして死。
    チセは聞く。
    体が動く前に考えることはどうすれば良いか?
    答えは「がまん」と帰ってくる。
    学園内はハロゥインで子供達は平和そうだが。
    ゾーイがルーシーを止めている。ルーシーの廃墟棟へ行くのを止めてる。チセはそこに出くわす。
    リアンとアイザックはお見舞いに来て、なら俺達も、と。
    フィロメラとマントの人がいて。そこにチセ達は会う。
    リンデルとアドルフはどう絡んでくるのか?

    マントの人はファビオ・ザッケローニと名乗った。
    フィロメラはチセにファビオに気をつけろと耳打ち。
    ルーシーにはルツが付いている。
    バイトの話が行き違いになってる…。
    見える人と見えない人、見える人は花を集める。
    チセは一人になった時、ファビオに襲われる。
    が。もうひとりのチセ=ヨセフが守る。
    学園長とエリアスが揃って出迎え。
    学園長、フィロメラに聞きたいことがあると言う。

    学園長に話しかけるはフィロメラのお祖母様、リズベラ。
    灰の目のような服を着てメガネを掛けていた人。
    フクロウを通しての会話を生徒の前で退校させると言い出すと、アイザックがフィロメラを連れて行く。
    聞く必要はないと言って。
    フィロメラの使い魔アルキュオネは残る。彼女は人工精霊。
    学園長はカレッジを封鎖するという。
    リズベラは何を考えてる?
    エリアスはシメオンと友達になる。
    定義が難しく、シメオンは面白がってる様子。
    アリスはレンフレッドにハロゥインを仕掛ける。
    が、蹴るだけで止めておく。もう、刃物は向けられない。
    アドルフが休暇取ってるのをトーリーに聞くか悩んでると、角でルーシーとぶつかり、ルーシーが泣き出す。
    持っていて布をかぶせてアリスは優しい。
    ルーシーとセスの兄妹喧嘩は無事着地点を見つけた様子。
    封鎖された学園の中、必須科目が増えるそうだ。
    そこで呼ばれたのはファビオとお目付け役のシグリ先生。


    カレッジ編の色んな事が山積みで、ちょっとゴチャゴチャしてきました。
    色々憶測や、誤解、そして理解など。
    他人との付き合いは、大変ですが、勉強にもなります。

  • 物語も徐々に進んでは…います。エリアスに友達ができました。変わらないような人たちも、ちゃんと変わってます。

  • 毎回、今までのお話しを忘れてしまう…
    登場人物も増えてきて混乱が。
    学園がきな臭くなってきました。
    イマイチまだ誰の意図もよく分からない。
    どうなるのか。

  • 人外×少女 識ることが必ずしも救い、ではない。けれど僕らは。

  • 魔法書を使って一体何をしたいのか?
    生徒それぞれの事情や、猫ちゃんたちの正体
    少しずつわかって来たこともある!
    新しいキャラクターも出て来て次が楽しみ!

  • だいぶストーリーが複雑化してきたな

  • ちょっとづつ、いろいろと、はぐくんだり、ほどけたり、まほよめはおもしろい。

  • カレッジという守られた空間である筈なのに耐えない事件に怪しい影。又、同時期にチセに危険な変質の予兆も示されるものだからどうにも穏やかな気持ちになれないね


    前巻を見て気になっていたチセに訪れた変質の予兆。それについて人馬のヘーゼルが突っ込んで忠告してくれたのは良かったな
    チセは目の前で嘆いている人がいれば手を差し出さずには居られないタイプ。それが良い結果を導くこともあれば余計な騒乱を呼び込んでしまう事も有った
    けれど、それをどんな時でも後先考えずやっていればフォローのしようのない破滅が訪れてしまうかも知れない
    その時、守らなければならないのは他人かチセの欲か。こういった事はエリアスは言ってくれないし、他人だと気付くのも難しかったりする
    それをヘーゼルが正しく指摘してくれた。

    カレッジに入ってからのチセは考える時間は多いのに考えるべき事が次から次へやってきて穏やかに考えられる時間は少ない。
    今回の指摘をどれだけ血肉とできるかは結局はチセ次第なのだろうね

    一方で、エリアスに訪れる心温まるような変化が愛おしい
    人間との付き合いを最低限とし、人の気持ちを理解せず。けれど、どこか無知な子供っぽさも有って
    そんな彼が『友人』になるかも知れないシメオンとの会話を通してこれまで『知人』扱いだった繋がりを『友人』だったのではないかと自覚する流れは良かったね
    彼が思い浮かべた3,4人の中にあの人達はきちんと含まれているのだろうかと気になってしまうね


    カレッジ編に入ってからはとても多くの人物が登場する。そしてそれらの者たちは様々な繋がりを持っている
    読んでいるとそういった諸々が多すぎて混乱しそうになるけれど、同時にこれだけ多様な人間模様が見られるのはもしかしたら豪華な事なのかもな、とも思う
    ルーシーとゾーイ、フィロメラとチセ、リアンとフィロメラ、アリスとレンフレッド、そしてルーシーとセス
    エリアスとチセの関係を見ていた頃よりも多面的に描かれる人間関係は見ていると思わずこの先彼らはどうなっていくのだろうと考えてしまうね

  • そろそろ通しで読み直さないとわかんなくなってきたぞ……

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