星をつくる兵器と満天の星 ~中村朝 連作集 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)
- マッグガーデン (2022年3月14日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784800011909
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃ良かった
タイトルが回収されるのが胸熱
私がだ〜いすきな、心を与えられていない作りものに心が宿ったらの話と、殺人衝動を持ったまま生き続ける人間という設定良かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は、多面的に課題を抽出してる。
倫理と、事実。
これを切り離して捉えないと、ありきたりな考えでこの本を批判的にみてしまうだろう。
愛や思いやりで人を構成できるという考えが、押し付けになり、何の救いにもならないことがあること。
倫理的に最悪でも、ピースがハマれば社会の中で生きていくことも可能であること。
倫理的に最悪な人間が、必ずしも反社会的であることに納得していないこと。
今回主人公が、殺人衝動のある人間、という設定でかなりエッジが立ってるけど、これをマイノリティと置き換えると、いろんなことが見えてくる。
荒削りだけど、いろいろ考えさせられた本。 -
とても好きだけど、どう言葉にしたらいいのかいつまでたってもわからなくて。
歪んだ人間と歪むはずのないAIが普通であるところの大多数を結果的に守る……? 滅ぼす?
存在意義とか認知欲求とか、あるいはただ生きてるから生きる。
ただ自分の求めるソレにまっすぐにあれたらそれで。 -
あらすじとタイトルを見てのジャケ買いだったけどとても良かった
全体的にハッとすることが多く
また、わからないこともあり
自分の中の視点の少なさに悲しくもなった
とある研究者のさいごを解明する瞬間は
あの一瞬で、気づきと熟考と衝動がワッと押し寄せたんだと思うと
なんかこう…たまらないな…
人間の脳はすごいな -
足長ギイの帰還がずっと読みたかったので、今回商業本で読むことができてとても満足です。「帰還」がまさかあんな帰還になるなんて思いもしなかったです。あと、聞かされていた歌も。表題作は読み終わったら涙が止まらなかった。「やっと本当の事言ったわね!」ってマハの優しい笑顔が好きです☺