いのちの体操 ~ 「きくち体操」奇跡の実例 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800214218

作品紹介・あらすじ

体操教室でありながら「きくち体操」には、がん、パーキンソン病、脳腫瘍、糖尿病、心臓病、脳性まひ、リウマチ…など、多くの重病人が訪れている。ここには、大病院の医師にすら「もう、あきらめてください」とさじを投げられた患者たちが命をつなぎ、健康な体を取り戻すという、奇跡の数々があった。本書では、テレビ、ラジオ、雑誌など、メディアで話題沸騰中の「きくち体操」創始者・菊池和子と、大病を克服した人たちの歩みを紹介する。また、弘前大学名誉教授・今充医師との対談も収録。数多くの"奇跡"の根底となる、「きくち体操」の効果をここに明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 実践本の最初のページをさいて
    必ず記載されているきくち体操のエッセンス
    この1冊を読むことでさらに理解が深まる

    単に体を動かせるのではなく
    脳を使って筋肉を動かすことが重要

  • 著者の若さや熱い気持ちに元気をもらった1冊。日々、実践できればよいが……。

  • いつも行く本屋で、何気なく手にして買ってみた。「きくち体操」は、著者の菊池和子さんが始めたエクササイズ。他にもいろいろと本を出されているようだ。逆に言えば、この本は具体的な「きくち体操」の紹介よりも、どういう効果があるかの実例紹介のような本の構成になっている。

    具体的な「きくち体操」を知りたければ、こちらを参考にされる方がいいかもしれない。
    http://www.kikuchi-taisou.com/index.htm
    http://www.kikuchi-taisou.com/n_books01.htm

    それにしても、菊池先生は1934年生まれと紹介にあるので、なんと昭和9年生まれ、今年80歳だ。写真を見るかぎり、ずっと若いように見える。これも、「きくち体操」のなせる技か。

    「きくち体操」の特徴は、「鍛えない、頑張らない、人と比べない」ということらしい。ボクがこの本を読む限りは、「自分に気持ちを向けて」体操をするという点が一番異なるように思う。科学的にいえば、気持ちを向けることで、脳と身体の回路を強化し、代謝を活性化するということだろうか。菊池先生はこれを実践するのに「自分の体に感謝をしなさい」という。自分の体だから、自分で制御しているのは当たり前となんとなく思っている。だが、自分の体を意識しない生活を送るうちに、その回路はさび付いてくる。身体と心は二つで一つ。自分の体に意識を向ける。体の隅々を意識する。そういうことが、命としての体を活性化するのだろう。

    後半に「きくち体操」の基本の4つの動作が紹介されている。足首回しはちょっとビックリだけど、効果があるかもしれないと思う。まずはやってみよう。

  • 今回は、きくち体操教室の生徒さんたちの実例を集めたもの。生徒さんたちご自身の言葉によって、菊池先生の体についてのお考えや、生き方そのものが、より浮かび上がっているように思う。
    菊池先生ご自身の命についてはもちろんのこと、他の人の命に、先生がいかに真剣に向き合っているかが伝わってくる。
    言葉と行動がぴったり一致している人のパワー、エネルギーは本当にすごい。

    この本は、きくち体操の動きについては、最小限の紹介にとどめている。
    生徒の視点を取り入れることで、きくち体操の真髄部分について、きくち体操をを知らない人にも伝わりやすくなっているのではないかと思う。

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著者プロフィール

1934年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始。神奈川・東京を中心に教室を開講。テレビやラジオのほか、多くのメディアで紹介され、心と体、脳とのつながりに着目した“いのちの体操"は、性別・年齢を問わず多くの支持を得ている。

「2022年 『きくち体操 「心」の教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菊池和子の作品

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