劇画 プロレス地獄変

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800215574

感想・レビュー・書評

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  • 以前立ち読みで読んだときは、スキャンダルの話ばかりで面白くなかった印象だが、今回読み直してみると、それほどひどいものではないと思った。出てくる人は酷い人たちだが。スキャンダルに慣れたのか?
    (200)

  • 勇壮・豪快なリングの裏に起きた、悲しくてしょんぼりしてしまう事件の数々。どんな分野にも、栄枯盛衰の浮き沈みはつきものなんだねぇ。

  • つい最近プロレス狂の友人に会って話をしたばかりということもあって、プロレス関連の話題には関心がありました。で、たまたま古本屋で見かけたので購入してみました。

    うーん、やなもん読んじまったなぁ。。。

    プロレス業界の舞台裏は舞台裏でも、黒い裏話が色々描いてあります。ただ、予備知識もあまりないまま、プロレス全盛時代もしくは総合格闘技全盛時代についても「あぁ、そんな時代もあったなぁ」程度の認識で読み始めたもんですから、読み終える頃にはドヨーンとした気分に。

    とりあえず、人を狂わせるのは今も昔も金なんだなぁ、ということがよく分かります。大きな金を一気にチューッと注入されるだけで、ここまで人間グズグズになれるものかと。もっとも、これはどの業界でも言えることではあります。

    それにしても、それにしたってですよ……
    経営!余りに酷過ぎないか?
    まともな人間が一人も出てこない。「何でそんな人間をスポンサーにつけるんだ?」と目ん玉飛び出るようなヤクザでブラックな連中ばっかり。人気の低迷云々以前に、選手・経営陣の金銭感覚から何とかした方がよかったんじゃないかな。

  •  プロレス業界とは怖い業界だ。
     しかしそれは社会の縮図でもある。
     社会に出る前にプロレス業界について勉強して免疫力をつけておくべきだと思います。
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170528/p1

  • 夢を売るやくざな商売の様々な転落人生。時にやるせなく時に(濃すぎて)ユーモラス、そんな中にセンチメントが光るのもまたプロレスらしい。多少上等なコンビニ版、に高級なソフトカバー装丁オビ付きというのも狙いじゃないだろうけど「らしい」編集。

  • 2014/5/1購入
    2014/5/10読了

  •  プロレススーパースター列伝を書いた原田さんのプロレス本。
    スーパースター列伝では、あんなに夢のある、ハラハラドキドキする話を書いていたのに、その30年後に、同じプロレスでありながら、こんなどろどろした、金がすべての世界を書くことになるなんて・・・。 やっぱりプロレスは興行なんだね。スポーツではないんだ。と改めて思う。

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