空飛ぶペンギン (宝島社文庫 日本ラブストーリー大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
3.14
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本棚登録 : 163
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800216342

作品紹介・あらすじ

水族館飼育員への取材をもとに書き下ろされた、ペンギン・エンタメ小説!新人公務員・菅原信二が配属されたのは、山形県庁商工観光部。小さな村の村おこしのために発足した水族館建設チームに、研修も兼ねて所属することになるが、難題ばかりが降りかかってくる。予算も人手も不足しているうえ、別施設から預かったペンギンたちの世話まですることになり…!?笑って泣けるペンギン水族館の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 製薬企業への就職活動を失敗し、母親の痴呆を理由に山形県庁商工観光部に就職した主人公の菅原信二は、研修として田舎の村おこしの水族館プロジェクトを担当することになります。廃校になる水産高校の跡地に建設する企画で、企画を提案している観光会社の小林凜子と水族館アドバイザー、水産高校の先生と生徒、村長と共に、かわいいペンギンたちが泳ぐ水族館を作っていきます。
    比較的ストレートにハッピーなお話が進み、楽しく安心して読み進められます。日本ラブストーリー大賞シリーズと書いてありますが、特に恋愛小説な感じではありません。信二と凛子が将来付き合ったり結構したらいいなと思います。

  • 村長が病院から水族館にきてペンギンを見たシーン、ペンギンが潜ったところが感動的だった

  • 東北過疎地の村が、ペンギンメインの水族館で地域おこし。

    世のペンギン好きにはタマラナイのでしょうね。

    作品的には、ちょっと淡々としすぎて、展開もパタパタと進み、ちょいと物足りなかったデス。
    生徒達とか、各々のキャラクターをもちょっと丁寧に書き込んでほしかった。

    • ほんやだワンさん
      お、アネさん、ペンさん好きっすね。

      ちなみに我がN崎県には、そのものズバリ「ペンギン水族館」っつうのがあるっス。
      ぼへえ~。
      お、アネさん、ペンさん好きっすね。

      ちなみに我がN崎県には、そのものズバリ「ペンギン水族館」っつうのがあるっス。
      ぼへえ~。
      2013/11/26
    • ほんやだワンさん
      ゼヒいらっしゃいませ。
      ペンさんたちをけっこう間近で見れるアル。

      ちなみに、K知県の漁師町には「野良ペン」がいるとサイバラの本に書い...
      ゼヒいらっしゃいませ。
      ペンさんたちをけっこう間近で見れるアル。

      ちなみに、K知県の漁師町には「野良ペン」がいるとサイバラの本に書いてあったっスね、たしか。
      2013/11/27
  • 内容が薄いのでサラリと読める。

  • 読みやすくかわいかった

  • 限界集落で、廃校となる水産高校を水族館として蘇らせようと奮闘する、県庁の新人信二やコンサル凛子、高校生たちのお話。近くの水族館から預かってきたペンギンたちを世話したりとか。読みやすくはあるがあまり面白くない。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 2014.9.15読了。

  • 東京の大学を卒業し、山形の県庁に就職を決めた信二。一つは、故郷で病に苦しむ母の近くにいるためだった。そして入庁してすぐに、あるプロジェクトのメンバーに抜擢された。廃村になりそうな村の立て直しだ。そしてその一貫として、水族館を作るため、地元の高校生達とブレストをしながら様々なアイデアを実行に移していく。物語のキーともなるペンギンがとても可愛く描かれている。
    新社会人一年生が、仕事に邁進する姿がとても眩しい。さわやかで読後感の良い話だった。
    時々思うんだけど、こういった社会人一年生が様々な人と関わりながら、仕事に励み、成長していくようなシンプルな小説を課題図書として新人研修で取り入れてみるのって良く無いですか?押し付けがましく無いし、感情も豊かになるし、下手な自己啓発よりも小説は良いと思うんだよなー。

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