- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800224200
作品紹介・あらすじ
アパートの大家である祖母の代わりに家賃の回収に行った早苗は、部屋の裏庭でトマトを栽培する大学農学部の講師・日置と出会う。日置にもらったトマトがあまりに美味しく、衝撃を感じた早苗は、熱に浮かされるように日置と寝てしまう。その後、早苗は日置の頼みで、偽の婚約者として一カ月の住み込み生活に付き合うことになるが…。「トマト文学の誕生!」と絶賛された、第9回日本ラブストーリー大賞・大賞受賞作。
感想・レビュー・書評
-
いいねー、キュンとした。
忘れられない夏!こんな夏を過ごしてみたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
トマトのようにみずみずしく、甘くて酸っぱくて、赤くなっちゃうお話でした。
タイトルが、トマトの先生って、とてもいい。
冒頭のつかみが強烈ですごくいい。 -
口の中に甘みと酸味がぶわあっと広がる感じ。
とにかく好きでした!ラブストーリーとしても、家族の話としても。
もう一冊買って、好きな部分にラインを引こうかな。
いつでも好きな時に、そこを繰り返し読めるように。 -
祖母のアパートの住人、大学講師の日置と衝動的に寝てしまった早苗。婚約者のふりを頼まれ、トマト研究を手伝うことに。
第9回日本ラブストーリー大賞受賞作。
日置がいいキャラ。すごく読みやすくて最後まで楽しい読書だった。
石田さんの別の作品も読みたい。 -
主人公にとっていろいろあったなぁ。でもやっぱりラブの部分が楽しい!
-
軽快な文章で読みやすい。
トマトの先生こと、日置先生はワイルドで知性もありつつ、優しくてとても魅力的な人。
日置先生の甘ったれトマト(?)食べてみたい。 -
アパートの大家である祖母の小春に頼まれて、主人公の早苗が入居者の日置の部屋に家賃の回収に行きます。日置の部屋に入るとたくさんのトマトがあり、その場でもらって食べると、とても美味しくて、日置と寝てしまいます。その後、大学農学部の講師を務める日置の頼みで、偽の婚約者として中西教授宅で1ヶ月の住み込みのお手伝いをすることになります。
トマトに関するうんちくを挟みながら、人間的な早苗と日置のやりとりを楽しめます。 -
日本ラブストーリー大賞受賞作。
日置と早苗の恋は、始まりは唐突だけど大道な展開で安心して楽しめます。すらすら一気に読めました。暑くて甘酸っぱい話。
作中のトマトはかなり甘くて美味しそうで、読み終わったらトマト食べたくなります。 -
植物にも
人間にも
愛情が必要。
たーっぷりの愛情を
与えれば
みんなに
伝わるのです。
少し
きゅんきゅん
させていただきました。
2014.8.18