まんがでわかる7つの習慣4 第6の習慣/第7の習慣/第8の習慣 (まんがでわかるシリーズ)

  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800230157

作品紹介・あらすじ

バー「セブン」に立ち、シェーカーを振り続ける歩。創造的に人とつながるあり方を学び、さらには人間としての存在感を高めるための心構えに目を向けていき-。いよいよ完結、「まんがでわかる7つの習慣」シリーズ第4弾!コヴィー博士が「7つの習慣」の後に提唱した、リーダーの資質を増強し、開花させる「第8の習慣」も解説。

感想・レビュー・書評

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  • 第6の習慣、第7の習慣、第8の習慣を分かりやすく違う視点から説明されています。
    私にとっては、この4巻が1番知りたい内容だったと思います。
    エンパワーメントを進める事が、1番難しくて、1番大事だと思います。
    子育てにも必要な要素だと考えました。
    もっと早くに知りたかったですが、今からですね。

    リーダーが果たすべき4つの役割
    ①率先して変化のきっかけをつくる。
    ②人格や能力に基づく信頼性を築く。
    ③第3の案を探すように意識して行動する。
    ④エンパワーメントを進める
    (情熱、才能に押されて人が主体的に動くように触発、サポートすること)
    だからこそ、管理を放棄することが重要。

  • 7つの習慣をより深く理解する為の詳細版。
    マンガ版だけあって非常に理解しやすい。
    シリーズ第4弾でいよいよ第6の習慣である『シナジーを創り出す』、第7の習慣『刃を研ぐ』がわかりやすく説明されているのみならず、コヴィー博士が『7つの習慣』の後に提唱した、リーダーの資質を増強し、開花させる『第8の習慣』まで盛り込まれています。
    ここまで読み進め、第1、第2、第3の習慣は第6の習慣である『シナジーを創り出す土台になる』ことを理解する。
    第6の習慣を実践する事で、心からwin-winを目指す事が出来、相手に共感をしながら話を聴き、理解しようと努力を続けることで「第3の案」に辿り付く事が出来、そしてそれは今までにない新しい案で、両者の希望に叶う新しい案を創り出す。
    信頼残高を増やし、win-winを考え、相手を理解しようと努力する事でシナジーを創り出す理想的な環境が出来る。
    第6の習慣は人間関係の成功を意味する公的成功の集大成。
    第7の習慣では、人生に立ち向かうとき、あるいは何かに貢献しようとするときに使える道具は自分自身しかない事を理解し、自分という道具に対し投資する事が自分の人生に対して出来る最大の投資である事を理解する。
    そしてそれは日々の小さな積み重ねしかなく、又、人との信頼関係を高める努力がなければ、自分を高めても無意味である事に気付かされる。
    コヴィー博士が提唱するけど7つの習慣とはインサイトアウト(先ず自分が変わる)から全てが始まる。
    第8の習慣は悩める管理職である私にとって、非常に学び多い習慣であった。

    やはり人生を豊かにするバイブルである。

    説明
    内容紹介
    バー「セブン」のカウンターに立ちながら成長する歩は、人とつながり、新たな道を創造するあり方を学び、
    偉大なリーダーの人間性について知る――。累計100万部を突破した大人気『まんがでわかる7つの習慣』シリーズ最終巻!

    本書は「第6の習慣・シナジーを創り出す」「第7の習慣・刃を研ぐ」のほか、「7つの習慣」完成後、
    新しい時代の偉大なリーダーになるためにコヴィー博士が提唱した「第8の習慣・自分のボイス(内面の声)を発見し、
    それぞれの自分のボイスを発見するよう人を奮起させる」の内容もフォローしています。
    内容(「BOOK」データベースより)
    バー「セブン」に立ち、シェーカーを振り続ける歩。創造的に人とつながるあり方を学び、さらには人間としての存在感を高めるための心構えに目を向けていき―。いよいよ完結、「まんがでわかる7つの習慣」シリーズ第4弾!コヴィー博士が「7つの習慣」の後に提唱した、リーダーの資質を増強し、開花させる「第8の習慣」も解説。

  • 【本の内容を一言で】
    「7つの習慣」はクセが強い!


    【内容まとめ】
    1.相手を自分に従えようとしたり、議論を避けるために早々と折れてしまわずに、違いを尊重してシナジーを創り出そう!
    2.小手先のスキルやテクニックを追う事をやめ、「人格」という自分自身の刃の切れ味を高めて効率を上げる
    3.使命感を正しく行動に移し、己の注目度・重要度を上げる。自分の使命に気づき、行動として正しく表現すること。


    【感想】
    「まんがでわかる」と簡単に書いてあるけれど、「7つの習慣」はもはや1つの道徳・哲学とでも言うべき書物。
    何度も読んではいるが、まだまだ身につけrていないなと感じてしまう。
    「7つ」だと少なく感じるが、1つ1つの奥が深すぎてとてもすぐには習得できないなぁ。

    こういった自己啓発の本を最近読んでいて思うのは、「鵜呑みにしちゃ駄目」ってこと。
    インプットとアウトプットを重ね、自分の中で抽象化かつ消化して「自分のスタイル」に落とし込む努力が必要だ。
    内容をベースにしつつ、「自分がどうなりたいか」を思案して活かす。
    そういった努力を続けて人格が高まり「刃を研ぐ」事につながるんだろう。

    いやー、本当に奥が深い。
    原書を読まずとも、この漫画だけで充分なのではないかってぐらい奥が深いね!!


    【引用】
    第6の習慣「シナジーを創り出す」
    ・わかり合う難しさの中にこそ、成長と創造の機会がある
    →人生を豊かにするには、様々な知識や考え方を吸収し、新たな創造(シナジー)を目指す努力が欠かせない。
    相手を自分に従えようとしたり議論を避けるために早々と折れてしまわずに、違いを尊重してシナジーを創り出すための心構えを見ていこう!

    「シナジーを創り出す」とは、他人と協力して、自分一人では実現できない新しい大きな力を生み出すこと!
    1+1の成果を2よりも大きく!


    p20
    シナジーとは、簡単に言えば「全体の合計が個々の部分の総和よりも大きくなるということである。
    各部分の関係自体が一つの部分として存在するからである。
    しかもそれは単なる部分ではなく、触媒の役割を果たす。


    ・自分の中にシナジーを起こし、波紋の中心となる
    →率先して自分が変わる用意があるか?視野を広げる努力が必要だ。


    p46
    ・新しい見方を試みて、内面にシナジーを起こす
    仮に全く同じ意見の人がいたら、その人からは新しく学ぶ事が何もない。意見が違う人の話を聞くから、思わぬ発見がある!
    違いを尊重し、違う意見を「間違い」と判断しないことが、シナジーを創り出す前提。



    第7の習慣「刃を研ぐ」
    1.人としての器を広げ、良い行動の効果を高める
    →小手先のスキルやテクニックを追う事をやめ、自分という人格の幹をじっくり太くしていこう。


    p60
    「私はね…3年後、違う自分でいられたらいいなって思ってるんだ。」
    人生に立ち向かうとき、あるいは何かに貢献しようとするときに使える道具は自分自身しかない。
    自分という道具に投資することが、「刃を研ぐ」習慣なのである。


    p68
    ・「人格」という道具の切れ味を高めて効率を上げる
    「緊急ではないが重要な活動」を重視して、自分自身の刃を研ぐ!
    →「肉体」と「精神」を日々練り上げる!


    2.人間関係に貢献して、自己の価値への自信を高める
    →頭や体はただ鍛えているだけでは意味がない。「成長した自分の力を人のために使う」という意識を持ち、実践を通して自分の価値を周囲に根付かせていく事が大切!
    人のために生きる気持ちなくして、真の成功はありえない!!


    p86
    「シェーク、ステア、ビルド…カクテルには色んな技術があるけど、心ここにあらずで仕事をすれば、必ず味に出る。
    そんなバーテンダーが作ったカクテルを、名波くんは飲みたいと思う?」

    「いくら技術や知識があっても、心が伴わなければ良いカクテルは作れない。『今の精一杯』が目の前に出されるから、人はそれを美味いと思うんだよ。」

    「『褒められたい』『認められたい』という気持ちが先立つと、中々うまくいかないと思うな…」



    ・再びインサイドアウト
    『強い決意で自分を変えれば、人類の味方にも貢献できる』


    p99
    ・刺激と反応の間にはスペースがある。
    →外からの刺激に対して、どんな反応をするのかは本当は自分で選択できる!


    p107
    ・親が子どもにしてあげられる2つだけのこと
    ①ルーツを教えること
    →あなたの命はどこから来たのか、『命が受け継がれてあなたがいる』という事実。

    ②子どもに翼を与えること
    →前の世代から引き継いできたものとはかけ離れた生き方を乗り越える『自由』を与えること。


    第8の習慣
    【自らボイスを発見し、ボイスを発見できるよう人を奮起させる】
    ・使命感を正しく行動に移し、己の注目度・重要度を上げる
    →自分の使命に気づき、行動として正しく表現すること。


    p134
    ・人生は自分らしさを表現する舞台である
    『ボイス』とは、内面から「こう生きなさい」と自分に呼びかけてくる声。個としてかけがえのない意義の現れ。
    生まれてきた意味を知り、そのために生きる方法を見つける!


    p147
    「本当のリーダーシップとはな、その人だけの才能を開花させることだ。」
    「コントロールするでもなく放任するでもなく、部下の自律性を尊重しながら組織としてのゴール達成に貢献させてやることなんだ」

    「人としての影響力を高める。そのために、『この人と一緒にやりたい』と思ってもらえる人間を目指すんだ!」

  • やっぱり7つの習慣は良書!と思わせられる内容でした。

    特に良いと思ったところは以下です。
    「知識や気持ちはみんなそれぞれ違う。この違いのおかげで視野が広くなる。(P46)」
    「人に褒めてもらうことではなく、他の人たちの人生が豊かになるように奉仕することが大切なのである。目的は人に働きかけ、良い影響を与えることであって、認められることではない。(P85)」
    「人との信頼関係を高める努力がなければ、自分を高めても無意味(P90)」
    「人生は自分らしさを表現する舞台である(P134)」
    「本当のリーダーシップとはなその人だけの才能を開花させることだ(P147)」

    今までの内容を忘れてしまったので、また読み直したいと感じました。

  • 意見の食い違いがあると相手を従えようとしたり、議論を避けるために早々に折れてしまう。違いを尊重し、シナジーを創り出すよう努力しよう。この本が最後の習慣を書いているせいか、基本に返り改めて知るインサイド・アウトの威力を子育ての漫画を通して描かれているので、身に覚えがあり耳に痛かった。「周りを変えるには自分が変わることが必須」という意識、インサイド・アウトがすべてのスタート。するとより高度なWin-Winやシナジーが実現できる。胆に銘じよう。

  • 本当にこのシリーズのファンです。面白いし、勉強になる。これが完結編だなんて寂しい。もっと読みたい。
    まんがだからこそ、頭にはいってきて、イメージも膨らむ。生涯読み返して勉強していこうと思います。

    <ポイント>
    ・シナジーを創り出す。つまり一緒に考えて、第3の案を出すことができる。
    ・刃を研ぐ。肉体と精神を日々鍛える。どれも応急措置が効かない。
    ・刺激と反応の間にはスペースがある。
    ・インサイドアウト。まずは自分の内面(考え方)を変える。
    ・人生は自分らしさを表現する舞台であ。
    ・エンパワーメント。原則に沿った信頼感ある行動の模範になることで、方向性を示すだけで秩序が生まれる。組織を整えることにより宣言しなくてもビジョンとエンパワーメント両方が培われる。
    ・影響力を高め、自然に周囲を導くリーダーになる。
    ・リーダーの役割は4つ。「方向性を示す」「エンパワーメントを進める」「組織を整える」「模範になる」。

  • 第3の案

    • びあしん慶次郎さん
      本編のリマインドにちょうどいいかもしれないですね。次回帰国時に探してみます。
      本編のリマインドにちょうどいいかもしれないですね。次回帰国時に探してみます。
      2015/12/14
  • 7つの習慣の最新作。
    前の3巻と同様、例えが非常に分かりやすいので、スイスイ読めてしまう。
    繰り返し読むために、
    全巻保存しておきたいところ。
    普段のレビューでは、
    自分が学んだことを記憶する目的を兼ねて、
    それらを書くが、
    この7つの習慣に関しては、
    自分自身のバイブルとして、繰り返し読んで
    少しずつ全ての内容を吸収していきたい。
    今作で印象的だったフレーズは、

    「他者に貢献すること」

    おおよそどんなビジネスも誰かを幸せにするためにやっていると私は考えている。
    私自身の仕事が今、誰を幸せにしているのか。

    「自分の人生で誰をどのように幸せにするのか。」

    社会に出る自分が考えていきたいテーマである。
    今作はその大切さを再確認させてくれた。
    この「7つの習慣 漫画シリーズ」は
    最新作が出る度に楽しみにしていたので、
    今作で完結(?)してしまうのは、少々寂しい。

  • お互いに歩み寄り第3の意見を見つけシナジーをうむという話や、自分本位な新卒の話など興味深い話が多かった。

    特に興味深いのは、自分の母親と同じような叱り方を自分の娘にしてしまった話だ。

    自分の性格はこうだと決めつけていることも自分自身にプログラムしていることだから行動を変えることは絶対にできるということを言っていた。

    私たちは機械では無いから悪い流れや風習を断ち切ることができる。変化がなければ成長はありえない。
    だからといって周りにまで変化を強制してしまうのは良くないというのはこのまんがを読んでいれば学ぶことができるだろう。

    虐待された子供はやがて親になって子供に虐待を繰り返すというのは有名な話だが、個人の意識で変えることが可能であるのではないかと思えたマンガだ。

  • 自己啓発本の中でとても有名な本
    カーネギーと合わせ20代によく読み、
    若い頃の仕事の悩みに対して大いに
    助けられました。

    今回まんが版を初めて読みました。
    さらっと読めちゃうので、実践に移せる?
    という点では微妙ですが、本を読むのに
    苦労される方が導入として読むのは
    良いかと思います。

    内容的には、自身を磨く1〜3の習慣、
    他者との相互依存を目指す4〜6の習慣、
    それを統括する第7の習慣といつのまにか
    1個増えて8つの習慣の構成です。

    最近周りでは心理的安全性と言われることが
    多いのだけども、個人的には一番大事な
    ことは第1の習慣である主体性を持つこと。
    環境変化が目まぐるしい中で、自分は
    どうしたい?どうありたい?を持って行動
    すれば、どの道に進んだとしてもその人に
    とっての「正解」となる。

    答えを周囲の評価に求めるのではなく、
    自身の軸の中で主体的に判断したい。

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