- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800246165
作品紹介・あらすじ
日本を含め世界中で信仰される仏教を創始したブッダ。「泣き悲しんでばかりいても、心の安らぎは得られない」「自分を救えるのは、自分自身である。他の誰が救ってくれようか」ブッダ本来の教えを伝える原始仏典に残る自己を鍛え、見つめ直すための説法の数々。
感想・レビュー・書評
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スッタニパータやダンマパダなどからたくさんの言葉が紹介されています。
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立ち読み
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ブッダが唱えた教えを、分かりやすく解説してくれます。
ただ己に向き合い、鍛錬することに活路を見出す仏教の教え。
厳選された百の言葉を、インドやスリランカ、タイなどの仏像や仏画の写真を添えて、わかりやすく解説してあります。
現代の私たちにも当てはまる、珠玉の名言集です。
学ぶことの少ない者は、
牛のように老いていく。
肉ばかり増えて、智慧は増えない。
ダンマパダ152 ー 24ページ
恥を知らず、厚顔無恥で、
図々しく、自惚れて、
傲慢で、汚れた生活を
送ることは簡単である。
一方、恥を知り、いつも清らかさを求め、
執着せず、謙虚で、清らかな暮らし方で、
見識ある生活を送ることは難しい。
ダンマパダ244-245 ー 82ページ
頭髪が白くなることで
長老になるのではない。
ただ年をとっただけの人は
「むなしい老人」と呼ばれる。
ダンマパダ260 ー 120ページ -
Vol.358 自分を救えるのは自分自身だけ?厳選された箴言集。http://www.shirayu.com/letter/2016/000725.html
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【 #ブッダ100の言葉 読了】
この本を読んで初めて『原始仏教』に触れました。
この本から受けた印象は、
『原始仏教は、とてもドライでクール。』
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今まで僕が目にしていた『仏教(色んな宗派に別れたもの)』は、
この『原始仏教』をかなりアレンジされたものなのだと気付きました。
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例えるなら、
『原始仏教』は、
ベン・E・キングの『スタンド・バイ・ミー』。
重厚なウッドベースのリフから始まり、
ブルージーなヴォーカルと、
メロウなストリングスが心地良い、
燻し銀の鉄球の様なイメージを抱きます。
※
一方、現在、日本各地に広がっている『仏教』は、
ジョン・レノンがカヴァーした『スタンド・バイ・ミー』。
軽いギターのカッティングで始まり、
ラヴ&ピースにラリってるみたいなヴォーカル。
オリジナルの重厚感は何処へやら?
夏祭りの夜店のスーパーボールみたいな軽い印象。
(まぁ、それはそれでポップでキャッチーで分かりやすかったりもするんですけどね。笑。)
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まぁ、とにかくひとつ言える事は、
『仏教とは宗教ではなく、ゴータマ・シッダールタという男が一生をかけて見つけ出した哲学』
だと言う事が分かる本だと思います。
今の自分を見つめ直したい方にオススメです♪
※
#ブッダ #buddha #仏教 #cool -
大変簡素だが、行うは難し。
原始仏教はわかりやすくていい。