- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800257499
感想・レビュー・書評
-
他の方がレビューしていた
キャリーのうんこ版、という言葉が間違いないww詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017.11.14読了
-
こんな形式で書かれた小説は初めて!
違う視点で物語を楽しめるからとても良かった!
美和の思考に共感すること、多々あり。
いるよね〜クラスにこういうヤツってなるキャラも多いから、かなり入り込めました。
「書店員絶賛!戦慄のブラックどんでん返し!」という言葉に惹かれて、つい買ってしまいましたが、やっぱり、結末では完全に裏切られたね〜
読み終わった後は唖然としましたよ
まさかの‼︎みたいな
何度でも読み返したい一冊ですね♪( ´▽`)
ただ、美和のその後についてもう少し知りたかったかな〜
キニナル〜 -
いや~やられましたwww
〇〇〇版「キャリー」とは良く言ったもので
暗黒青春ホラーですなぁ~。
実写化したら面白いかと? -
イヤミス、ではなかったなぁ。
どんでん返しも、主人公に対してのことで、読んでる側にはなんのどんでん返しも感じなかったかな…。
こういう主人公は嫌いではないのだけれど、なぜか全く興味も共感も嫌悪も感じることができなかった。 -
これは所謂「イヤミス」の部類に入るんだろうか
天真爛漫で誰とでも仲良くなれると思っている美少女「倉持穂乃果」
倉持穂乃果にくっついている「遠藤安子」
倉持穂乃果とは正反対の沈黙の美少女「平林美和」
3人の女子高生のいやーな感じの付き合い方と1人の男子校生が絡んでくる学校での話。
女性のドロドロとした関係が目に余る。
途中、倉持穂乃果が目指している女子アナを卑下するような表現や、作家の「星村しおり」の自信満々の講演に対して生徒がこれでもかと叩き潰す質問を繰り返す部分なんかは面白かった。
嫌な感じで終わるのかなと思ったが最後になるにつれ「イライラ」してきた。
なんでだろう。それが狙いだったのかな。 -
題名の通りイヤミスでした。でもおもしろい。最近本が読めなかったのだけど、久しぶりにドキドキしながら読みました。やっぱりミステリー好きだな。
-
面白い…とはいえないが衝撃的ではあった
-
<内容紹介より>
中学時代に義父から性的暴行を受けた女子高生・平林美和は、義父に殴り殺された弟"ユウちゃん"を内面化し、その囁きに従って"ファイナルプラン"と名付けられた大量殺人計画を遂行しようとする。
一方、倉持穂乃果は意識が高く社交的で、自らの日常や読んだ本の感想をブログに書き続けていた。そんな倉持を嘲笑しながら着々と計画を進める平林であったが、その先には思いがけない事態がー。
ーーー
このミス第14回の「隠し玉」を受賞した作品。
前半部分の、主人公平林美和の視点から描かれるシニカルな人物描写や、倉持と平林の間を行き来する"元倉持の親友遠藤安子"の動きなど、ゾクゾクするようなミステリです。
実際の"スクールカースト"を見ているようで少し怖い小説でもあります。
裏表なく牧歌的に見える倉持と、世の中を憎みつづける平林、その平林に惹かれる遠藤の関係性が変わってゆく様はドキドキします。
文化祭当日に"ファイナルプラン"を実行しようと準備を進める平林と遠藤でしたが、その結果は思わぬ展開に。
「女子の友情関係は怖い」ということがひしひしと伝わります。
ただ、オチの部分の好き嫌いははっきり分かれそうです。