- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800270399
作品紹介・あらすじ
「受験勉強」って意味あるの?「大学に行く意味」って?大学受験って、ホントにフェアな競争なんですか?ブランドや偏差値で大学を選んでもいいの?やりたいことが決まってないから学部なんて決められない!大学の授業なんて、実社会じゃ役に立たないんじゃない?スタディサプリ看板講師が志望校合格の近道を教える。
感想・レビュー・書評
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16-17歳の時に読んだ。
当時の感想↓
高1の頃に一読し、実のところ「なるほど!やる気出た!」と早合点して終わっていました。
確かにそれだけでも読んだ価値はありましたが、最近になってようやく、話を深く理解できたように思います。
高校卒業目前となり、より一層「独り立ち」の危機感を身近に感じられるようになったためでしょうか。
きっとこの本は、大人の方々の目には、「至極当然のこと」が書いてあると映ると思います。
しかしその「大人にとっての当たり前」が、私にはまだ見えていないことが多かったのだと気づかされました。
私が大人の立場になったら、「え、高校生ってまだそんな認識なの。甘いな、案外呑気で悠長で、ふわふわしてるのね。」と思うことでしょう。
中にはシビアに先を見つめている学生もいると思いますが、多くの高校生(そもそも、高校に行かせてもらえない人がいる中で高校に行かせてもらい、不自由をあまり感じずに生きてきた人たちが「高校生」をやっている)は、親のお金で高校に在籍し、部活に勤しみ、「やりたいことが見つからない!私の将来の夢ってなんだろう!勉強嫌いだ!」くらいの考えで日々を忙しく過ごしている状態だと思います。(現役高校生の体感)
なのでこの本は、高校生やその周りの大人にぜひお勧めしたいです。
高校生にとっては、「大人」の目線で見る人生と 受験の意味を平易に教えてもらえますし(自分が大人にならずして、大人が思うことを知れるのは有難い)、大人の方々にとっては、高校生の認識の程度を把握することができると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
質問形式で答えていく本
そんなにって感じ -
読んでよかった。大人で教育に関わる人たちにもぜひ読んでほしい一冊です。
濃い内容ながら1時間~2時間ほどあれば読み終えることができます。中身はどれも自分が学生の時に知っておきたかった!と思える内容ばかり。
今大人になっている人は本書に出てくる悪い例になっていないか、良い例のような大人になることが出来ているか自省しつつ読むと良いのではないでしょうか。
進路に悩む生徒への「君は最初に行った方の夢が到底実現不可能だと思ってるようだけど、僕はそうは思わない。他にやってる人いるんでしょ?君もやるだけやってみればいいよ。好きなんでしょ?本当にやりたいことなんでしょ?どう?何か間違ったこと言ってます?」という言葉には今悩み真っ最中の私も救われました(笑) -
たまたま書店で、スタディサプリで評判の関先生の本を見かけたので読んでみた。
関先生と伊藤先生が2人がかりで受験生からの50の質問に答える形式で書かれている。
受験生の悩みに、短い言葉でズバっと答えているのが痛快。
(世の中みんなが大卒なわけはないし学歴に関係なく立派な仕事をしている人は居るとかそういう一般論はさて置いて。)
大学に進学するつもりの人は覚悟を決めて勉強しなさい、以上!という両先生からの愛のメッセージ。