君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1129
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800274632

感想・レビュー・書評

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  • ある出来事をきっかけに少しずつ互いを意識し始めた、
    学校で人気者のツンデレちゃんとちょっと控えめな男の子。
    そんな高校生の男女二人の恋物語の、いわゆる続編です。
    互いに意識し始めた頃の起きた、照れ隠しの為の
    ツンデレちゃんの本心じゃない嘘が男の子に聞かれてしまって、
    誤解を生むことになってしまった…というのが前篇のラストでした。

    後篇に当たる本巻で、男の子は今までのことを忘れようと行動を重ね、
    女の子はなんとか挽回のチャンスを探りますが…
    男の子がある決意をすることで、今後の二人の関係に
    影響が及ぶことになります。さぁ、ラストはどこへ向かうのか…

    一通り読んでみて、個人的な感想ですが、
    なかなかにキュンとさせてくれましたね。
    ときめきやもどかしさを超えて愛おしく感じてしまいました。
    割と男性の方が好きかもしれない。
    甘い青春の頃を想起しながら読むのも良いのではないでしょうか。
    後篇は何度も読み直してしまいました。

  • 前作からの続きです。モテないと思い込んでいる主人公の飯島靖貴と可愛くて少し派手な感じの北岡恵麻のすれ違い恋愛のお話です。続編では二人はさらに遠くにいますが、最後には気持ちを確かめ合うことができて、ホッとしました。モヤモヤ男子の飯島のヘタレ感が自分に重なります。その後を描いた「遠回りしたぶん、たくさん増えたもの」も収録されています。こちらは、二人の気持ちを確かめ合った後ですので、ラブラブ描写です。

  • 切なキュンキュンしました

  • 一つだけ言わせてくれ、女性専用車両で牽制する奴いないから!!
    噂話で上巻が終わったのでちょっと読むの勇気いったけどいい友達に恵まれて良かったね泣
    すれ違う2人がうまく結ばれてよかった!青春いいなあと思いました。
    でもやっぱり生々しい話の方が好きなので本編より春休み編の方が好きです。

  • 3.6

  • いやー!!心臓がもたないわー!!どんだけニヤニヤキュンキュンさせるねん!!手元のクッションを殴り散らかしながら(興奮しまくりで)ひたすら没頭して読み耽ってしまいました。
    これは、名作中の名作。読み終わりたくなかった。
    2人が「飯島」「北岡」って苗字で呼び合ってるのいい!飯島が、「恵麻」って言う1シーンも…
    もう、感想を言い出すと止まらんです。誰かと話したい。
    そしてしばらくこの興奮に浸れそうです。

  • 自分を否定するような恵麻の一言に深く傷ついた靖貴は、遠い地にある大学へ進学し彼女と決別することを決意。一方、友人たちへ発した心にもない一言を靖貴に聞かれてしまったことを知った恵麻は後悔の念にかられることに。お互いを想いながら、決定的にすれ違ってしまった二人の行く末は…。良い物語でした。告白シーンの演出はとても効果的で、二人の好きだという気持ちが良く伝わってきましたね。エピローグの生々しさも自分は気に入っています。お互いが好きすぎて、でも初めてで、余裕がない二人の様子がとてもリアルに感じられる。

  • 最後の最後でお互いの気持ちがすれ違わずに重なって、本当に安心しました。
    距離は遠いしなかなか会えない日々が続くとは思うけれど、2人がずっと仲良く幸せに過ごしていってくれることを願うばかりです。

  • ドキドキした。
    おもしろかった。
    青春って感じた。
    純愛って思った。

    でも、春休み編は入らなかったなぁ。

  • 良かったです。ただ、物語の展開や全体のドキドキ感等は前編のほうが良かったと思います。後編は男の子の考え方や行動にところどころイラッとしました。高校生の設定ではこれがリアルなのかもしれないですが。

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著者プロフィール

千葉県出身。2016年、「静かの海」で第4回ネット小説大賞受賞。著書に累計30万部超の人気シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』(宝島社文庫)、『ヘタレな僕はNOと言えない』(幻冬舎文庫)、『大嫌いな君に、サヨナラ』(いかだかつら名義/PHP研究所)がある。

「2021年 『赤くない糸で結ばれている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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