君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業 (宝島社文庫)
- 宝島社 (2017年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800274632
感想・レビュー・書評
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ある出来事をきっかけに少しずつ互いを意識し始めた、
学校で人気者のツンデレちゃんとちょっと控えめな男の子。
そんな高校生の男女二人の恋物語の、いわゆる続編です。
互いに意識し始めた頃の起きた、照れ隠しの為の
ツンデレちゃんの本心じゃない嘘が男の子に聞かれてしまって、
誤解を生むことになってしまった…というのが前篇のラストでした。
後篇に当たる本巻で、男の子は今までのことを忘れようと行動を重ね、
女の子はなんとか挽回のチャンスを探りますが…
男の子がある決意をすることで、今後の二人の関係に
影響が及ぶことになります。さぁ、ラストはどこへ向かうのか…
一通り読んでみて、個人的な感想ですが、
なかなかにキュンとさせてくれましたね。
ときめきやもどかしさを超えて愛おしく感じてしまいました。
割と男性の方が好きかもしれない。
甘い青春の頃を想起しながら読むのも良いのではないでしょうか。
後篇は何度も読み直してしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作からの続きです。モテないと思い込んでいる主人公の飯島靖貴と可愛くて少し派手な感じの北岡恵麻のすれ違い恋愛のお話です。続編では二人はさらに遠くにいますが、最後には気持ちを確かめ合うことができて、ホッとしました。モヤモヤ男子の飯島のヘタレ感が自分に重なります。その後を描いた「遠回りしたぶん、たくさん増えたもの」も収録されています。こちらは、二人の気持ちを確かめ合った後ですので、ラブラブ描写です。
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切なキュンキュンしました
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3.6
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いやー!!心臓がもたないわー!!どんだけニヤニヤキュンキュンさせるねん!!手元のクッションを殴り散らかしながら(興奮しまくりで)ひたすら没頭して読み耽ってしまいました。
これは、名作中の名作。読み終わりたくなかった。
2人が「飯島」「北岡」って苗字で呼び合ってるのいい!飯島が、「恵麻」って言う1シーンも…
もう、感想を言い出すと止まらんです。誰かと話したい。
そしてしばらくこの興奮に浸れそうです。 -
ドキドキした。
おもしろかった。
青春って感じた。
純愛って思った。
でも、春休み編は入らなかったなぁ。 -
良かったです。ただ、物語の展開や全体のドキドキ感等は前編のほうが良かったと思います。後編は男の子の考え方や行動にところどころイラッとしました。高校生の設定ではこれがリアルなのかもしれないですが。