これからのビジネスマンに必要な教養が身につく! 世界の名著見るだけノート
- 宝島社 (2019年1月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800290380
感想・レビュー・書評
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知識をずらっと絵と文でまとめてあるので、内容を落とし込みながら読むのには向いてないが、「どんな本を読もうかな」と迷ってるときに参考になる!(笑) 哲学や美術の流れを忘れがちなので軽い気持ちでたまに眺めてもいいかも
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武器よさらば ヘミングウェイ
著者がWW1のイタリア戦線に従軍した時の経験をもとに描かれた。
将校フレデリックと看護師キャサリンの恋路を描いた作品。フレデリックは幾度となく死にかけるがその都度生還し、ある時味方に殺されかけたのをきっかけに戦線を離脱する。その後キャサリンと再開するも、出産時に母子ともに死亡する。
戦争の悲嘆差を描いた作品。
野火 大岡昇平
WW1末期のフィリピンはレイテ島が舞台。病気のために部隊や野戦病院から見捨てられた田村が、飢えから人肉に手を出そうとする極限状態を描く。
高瀬舟 森鴎外
人の良くと安楽死がテーマ。罪人の島流しの船の渡り手の庄兵衛は弟殺しの罪人、 喜助を乗せる。しかし喜助の顔は晴れやかであり、話を聞くと善人に見える。彼の殺人の動機は苦しむ弟を楽にするための行為であり、庄兵衛はそれが本当に罪なのかと考える。
死に至る病 キルケゴール
絶望しても死ねないことが絶望の本質であると説く。
普遍的な価値観につぶされがちな、例外的価値観こそ、清に価値があるものだと説いた。
絶望 無限性の絶望 無意味な妄想ばかりしていること
可能性の絶望 現実を見らずに生きること
有限性の絶望 個性無くして、無難に生きること
必然性の絶望 自分の信条に反して生きること
失敗の本質
目的が曖昧・目的多重化により、
判断が遅れ、現場の独断と無意味な資源の分散が起こる。 -
本を読むのは大好きだけれど、自己啓発やライフスタイルや料理等の実用本がほぼメインで物語的なものはハリー・ポッターとアガサ・クリスティと池波正太郎さんというかなり片寄った本好き?なので。。多分ドフトエフスキー「罪と罰」等の大作は読まないだろうなぁ。。
という私にはとても助かる一応内容は知ってる体でいられるお助け本だったw -
めちゃくちゃコンパクトにまとめてある。
読む順番にたまに迷うのと誤字が少し気になるが、自分ではそうそう読まなそうなものに触れられたのでよし。
登場した作品のいくつかは今後実際に読みたいと思った。 -
学生(らいすた)おすすめポイント
『1冊の本についての大まかなストーリーをイラスト付きでわかりやすくまとめられているため、新しい本を探すこともできますし、将来あなたの上司に、一般教養として知られているような著名な本の話をされた際に役立ちます。』
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/645190 -
え、2時間??
とは思ったけど、それなりに楽しく読めました。
教養深めないとなあ -
哲学探究
形而上学
機械
古今和歌集
金閣寺
暗夜行路
それから
阿Q正伝
ドンキホーテ
カンタベリー物語
デカメロン
千夜一夜物語 -
内容がポイント突いて書かれているので興味のある作品ふ実際読みたくなる。経済誌関係は簡潔な理解の参考になる。
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名著と呼ばれるような有名な小説やビジネス書が1冊1~2ページにわかりやすくまとめられています。タイトルだけは知っているような作品のあらすじがわかるので、読んでみたくなります。教養を身につけるというより、読みたい本を探すのに向いているかなと思いました。
ふあ(海洋環境科学科)
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所蔵情報:
品川図書館 028/F74