- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800291219
感想・レビュー・書評
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外交官としての経験に基づく自信が文章から溢れていて、所々感情に引っかかる。
例えば、中学2年生の時に英語の教科書を丸暗記したというエピソードは必要なのか、と。
こういう感想を書くと、年長者を敬えない、経験者から謙虚に学べない若者に成長は無いとか言われるのかな。
この本を読んで良かったのは、英語のニュースを読むことは努力の方向性として間違ってないと思えたこと。
交渉術のハウツーというより、外交官がどんな視点で世の中を見ているかと知る読み物として面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グローバル人材=世界で活躍する日本人がもっと増えてほしいとの思いを語った本。
ロジック(論理や、数字の裏付けのある事実をきちんと語れる力)
人間的な魅力ある懐の深さ、コミュニケーション能力
情報をきちんととらえる、日常のアンテナの高さ
大事なポイントを把握して、死守すべき重要な論点を譲らない胆力
そして、英語(語学)
これらを身に着け、海外にはばたけ!との激を贈っている。
これらのものを身に着けていなくてもいいから、若いうちはとにかく未知の世界に飛び込め、なのかもしれない。海外と一言では語りつくせぬ多種多様な文化に暮らす人々が生きている地球に暮らす我々なのだ。外の世界に触れることは、日常では味わえない刺激に満ちている。年齢なんか関係ない。今からでも国際人として過ごせばいいのだ。ほっておいても2020年までに、多くの外国人が日本を訪れる。
その時に、こんな日本人もいる!という存在感を示したいものだ。 -
中2の息子に。
帰国子女としてのアドバンテージをより生かしてほしい。
語学(英語、フランス語...スペイン語)にはじまり、真の多様性を体感したことは今後も活かせる。