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- Amazon.co.jp ・本 (747ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800299086
感想・レビュー・書評
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読み応え十分
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UWFに関係したレスラー、フロントへのインタビュー集から、あのムーブメントは何であったかを問い直す書。第一次UWFのスタートから崩壊、第二次の崩壊から三派分裂、シュートへの流れ。
それぞれの想いが交差するなか、鈴木みのるの言葉が最も心に残った。『いつまであの頃の話をしてるの?もういいじゃん。今の話をしようよ。』 -
プロレスから総合格闘技への進化を記した著。
当時の関係者30名の証言インタビューによるもの。
1971年生まれの私は、子供の頃、プロレスの初代タイガーマスク(佐山聡)に憧れたが、1983年夏に突然の引退。
格闘技色を強く打ち出したUWFというマイナーな団体に強く惹かれ、TV中継もないため試合会場に何回も足を運んだ。
当時はこうした現象を”密航”と呼ばれコアなファンを形成し、やがて、UWFは分裂を繰り返し、今日の総合格闘技に至る。
この著書から感じることは、①証言は個人の主観や記憶の曖昧さによるもので正直どれが真実かは分からない
②プロ格闘技は、お客様満足と事業の健全経営が優先であり、選手の命やケガの危険性を考慮すると、リアルファイトか否かの葛藤
が綴られており、世の中の縮図を感じる感動の書でした。
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