世界記憶力選手権グランドマスターの 驚くほど簡単な記憶法

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800590206

作品紹介・あらすじ

在宅勤務など個人単位で働く機会が増え、従来よりも個人の成果に焦点があてられ、成果物の質を決める「思考力」が要求されています。まずは頭の中の知識・情報の量を増やし、これらを有機的に結び付け、価値のあるアイデアを生み出す必要があり、この土台となるのが「記憶の能力」です。
本書は、著者の独自メソッドである「IP記憶法」をもとに、情報を記憶しやすいように分解、転換、加工、関連付けをするテクニックを伝える書です。6回連続日本一となった著者が解説する、誰にでもでき、かつ、今の状況に最適な「記憶脳力アップ」の方法により、何度も挫折してきた人でも、今度こそ絶対に使える記憶法が身に付きます。

感想・レビュー・書評

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  • ・ながら勉強をすると海馬をだますことはできません。65

    ・プラスやポジティブなレッテルが貼られた情報に対しては、知的能力がよく発揮される73

    ・マイナス言葉を発したとたんに、そのレッテルは決定されてしまう74


    ・腸内環境を整えることが記憶能力をはじめ脳の性能アップにつながる91

    ・大量の資料の内容を頭に入れる必要が出てきた際には、じっくり覚えていくのではなく、一度での定着率は低くても、スピードを上げて回転数を増やして覚える115

    ・利用するのは、脳が現実と想像のギャップを埋めようとしてくれる性質です。…関係する情報が周りに出てきたら、そこに意識を注目させるように仕向けてくれる132

  • CHAPTER1 ビジネス脳力を伸ばす鍵は「イメージ力」
    1 究極のビジネススキルは「生み出す力」
    2 ビジネスに必要な集中力を身に付けるには
    3 処理能力を高めるワーキングメモリ
    4 イメージ記憶で作業効率もアップする
    5 気がつくといつの間にか「閃き」の回数が増えている
    6 記憶能力がメンタルコントロールを上手にする
    7 記憶術を単体で使うのが難しい理由

    CHAPTER2 脳の記憶のメカニズム
    1 そもそも脳は「覚えたくない」
    2 だますべき相手は2人 ―1人目の名前は「海馬」
    3 記憶のスイッチはやる気
    4 思い出はなぜ記憶に残っているのか
    5 だますべき相手2人目の名前は「A10神経群」
    6 本当の「睡眠学習」とは
    7 記憶が消えていくスピードは誰でも同じ
    8 成功の秘訣「成功するまで続けること」は記憶にも当てはまる
    9 腸脳力を手に入れて記憶力もアップ

    CHAPTER3 心理学からアプローチする記憶法
    1 汎用性がある心理学を利用した記憶法
    2 精緻化する
    3 環境効果を利用する
    4 分散効果を利用する
    5 想起練習を行う
    6 学習の転移を起こす
    7 番外編 ―プライミング効果を利用する

    CHAPTER4 場面・状況別「脳の使い方」
    1 常にイメージを意識する
    2 効率的な情報収集と記憶のためのリーディングメソッド
    3 記憶力を最大限に活かすためのライティングメソッド
    4 理解と記憶を促すイメージストリーミング
    5 最高のプレゼンのための未来の記憶
    6 ステージアップのための記憶法

    CHAPTER5 場面・状況別「脳力アップ法」Q&A
    1 勉強に役立つQ&A
    2 目標達成に役立つQ&A
    3 仕事に役立つ脳の使い方Q&A
    4 メンタル強化に役立つQ&A

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著者プロフィール

池田 義博(イケダ ヨシヒロ)
世界記憶力グランドマスター
(一社)記憶工学研究所代表理事/所長。大学卒業後、エンジニアを経て学習塾を経営。
2011年、記憶法(アクティブ・ブレイン)と出会い、脳の使い方を学ぶ。 それ以降、人間のもつ脳力の可能性に興味を持ち、独自に様々な記憶法を極める。
2013年、「記憶力日本選手権大会」に挑戦し、初出場で優勝し記憶力日本一となる。
翌年から2019年大会まで、出場した6回全てで連続優勝という前人未踏の快挙を達成(2016年は不参加)。また、ロンドンで開催された世界記憶力選手権において課題を全てクリアし、日本人初の「記憶力グランドマスター」の称号を得る。
記憶力・脳力開発の研究を進め、2021年、一般社団法人記憶工学研究所を創設。自身の経験から独自メソッド「IP記憶法」を開発し、その普及のため活動している。著書、テレビ出演多数。


「2023年 『まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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