悪魔と姫君 契約は甘美なくちづけで (ジュリエット文庫)

著者 :
  • インフォレスト
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800630001

作品紹介・あらすじ

「そなたを誰にも触れさせぬ。これはそのための印だ」自らを悪魔だと言う美貌の青年、シリウスと秘密の契約を結んでしまったイゼベル姫。神出鬼没の彼は時に誘惑し、時に淫らなお仕置きを彼女にしかけてくる。甘い囁きと巧みな指先に開いていく心と身体。どんな願いも叶えてくれる彼に傾倒する自分を止められない。けれど弟王子の危機に、いつになく冷たい顔を見せる彼に心乱され-!?

感想・レビュー・書評

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  • 聡明すぎて、「屁理屈姫」って呼ばれていたイゼベル姫。本に紛れていた悪魔の召喚書に書かれていた呪文をどうしても唱えたくなって、唱えて現れたのはシリウスっていう悪魔。

    彼、悪魔という割にかなり気前のいい悪魔だと思います。最初にイゼベルに契約の印を付けるシーン。Hなことをしてるのに自然でした。ただ、名前は契約のあとに教えてくれるはずで、それまで悪魔と書かれていたのが、1回だけシリウスと書かれているところがあって、そこであれ?って一瞬なりました。

    悪魔にずるっこをお願いしても、そのあと自己嫌悪に陥ったり、あれだけ仲が悪そうだった妹や弟との関係も悪魔関係なく修復したり、意外とイゼベルがいい子だったんで、彼らの恋を応援したくなりました。

    悪魔と人間、最後どう終わらせるのかと思ったら、予想外のラストでしたが、それまでの話にもあっていて、十分納得の展開になりました。
    シリウスとそれまで出てきていた王子様は同じなんだろうなって思ってましたけど、ああいうオチがあるとは・・・。確かに同一人物だと悪魔の力を使っているのに矛盾が出ますしね。

    イラストはちょっと男性好みのロリ系かなって思います。童顔で無駄に乳が大きすぎ。もうちょっと大人でもよかったかなって思います。

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