作品紹介・あらすじ
「もっと感じて下さい。貴女は本当に優秀な生徒ですね…」大国の王子レオンに望まれ、許婚者となったアリア。しかし挙式を前にやってきた青年教師は、レオンの命で彼女に性教育を施すと言い出す。傷付きながらも従わざるを得ないアリア。心とは裏腹に、教師の巧みな指技に快楽を擦り込まれ、淫らに変えられていく身体。レオン様は私が他の男性に触れられても平気なの!?
感想・レビュー・書評
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幼い頃に1度出会い、すぐにレオンが婚約の申込をしてきたのはいいのだけど、そのときにアリアから聞いた両親の恋ばなの内容を忠実になぞって、特に反対されているわけでもなかったのに、16歳になるまで会わないとか文通したり薔薇を送ったり、最初の方のレオンはなんかマニュアル本とかを鵜呑みにするタイプ?って思いました。
で、やっと結婚できる年になったとき、姉を取られることが嫌でついた妹の嘘で文通が途切れ、レオンから派遣された教師っていう設定でレオンが来たのは分かりますし、すぐにばれるような言動してましたけど、絶妙なタイミングでアリアと騎士のジョエルが仲よさそうにしてるのを見て、嫉妬心全開であんなことやこんなこと・・・。やりすぎでしょう(^^ゞ
それに気付かないアリアの素直さがちょっと不憫。レオンの方は自分がレオンと分かっているから、平気なんでしょうけど、アリアの方はレオンを愛しているのにレオンが派遣してきたフレデリックに身体を触らせて平気なの?ってことですよね。正体がばれたあとはもっと怒ってもよかったと思います。
あと、後半陰謀話が入ってきましたけど、この流れで本当に必要だったのかなぁ。別になくてもよかったって思いました。中途半端だったし。
最後自分の国に戻ったレオンが執事と交わす会話がおもしろいです。自分の主人にがっつくなって言える彼・・・。さすがです(^.^)
著者プロフィール
北海道在住のフリーライター。
「妄想貴族」
http://ameblo.jp/mani888mani/
「2019年 『真夜中の恋愛レッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」
七福さゆりの作品