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- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801001367
感想・レビュー・書評
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大学の授業で読みました。私はあまり人類学に明るくはなく、人類学の知識がないとわからない箇所がいくつかあった。それでも内容は非常に興味深く、当時の南米での宣教師からみた先住民インディオの「気まぐれさ」を分析している。復讐や食人など、彼らの「文化」はとても独特で、またカストロの考え方も大変勉強になった。
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ブラジルのインディオ、トゥビナンバ族は、16-17世紀の宣教者達にとって、簡単にキリスト教に改宗するのに、またすぐに反キリスト教的な慣習ー飲酒、復讐、食人、一夫多妻ーに戻る「気まぐれ」な人々であった。
しかしそれは、「気まぐれ」ではなく、彼らの文化に根差すものであり、「信仰」という形を取っていなかったにせよ、彼らの信ずるところであった。
余りにも異なる在り方が興味深い。
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