狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛: 愛と享楽について精神分析が知っている二、三のことがら

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  • 水声社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801001596

作品紹介・あらすじ

男の享楽、女の享楽。ラカンの名高いテーゼ「性関係はない」。これは愛についての精神分析が語りうるすべてなのか。もちろんそうではない。フロイトの発見をこのテーゼに昇華させたラカンは、しかし愛について語ることをやめなかった-たとえば宮廷愛について、あるいは狂気の愛について。運命的な愛の彷徨いを描いたブルトンやデュラスを導き手に、このテーゼの奥境に向かう。

著者プロフィール

1968年生まれ。京都大学文学部卒業。パリ第八大学精神分析学科博士課程修了。専攻は精神分析。
現在、京都大学人文科学研究所教授。
著書に『精神分析と現実界』(人文書院)、『精神分析の名著』(編著、中央公論新社)、『露出せよ、と現代文明は言う』『女は不死である』(河出書房新社)、『狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛』(水声社)などがある。

「2023年 『極限の思想 ラカン 主体の精神分析的理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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