狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛: 愛と享楽について精神分析が知っている二、三のことがら
- 水声社 (2016年3月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801001596
作品紹介・あらすじ
男の享楽、女の享楽。ラカンの名高いテーゼ「性関係はない」。これは愛についての精神分析が語りうるすべてなのか。もちろんそうではない。フロイトの発見をこのテーゼに昇華させたラカンは、しかし愛について語ることをやめなかった-たとえば宮廷愛について、あるいは狂気の愛について。運命的な愛の彷徨いを描いたブルトンやデュラスを導き手に、このテーゼの奥境に向かう。