静かな小舟 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 6)

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  • 水声社
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801002272

作品紹介・あらすじ

かつてセーヌ河を往復する運搬船(コルベイユ)があった。実母から乳母へと赤子を運ぶその船は、現在の霊柩車(コルベイヤール)の語源となった--人生の出発点である「誕生」と終着点である「死」を足がかりに、変容しつづける「個」の可能性を描く、新たな小説論。

著者プロフィール

1967年、岐阜県に生まれる。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。フランス現代文学を専門とし、ジ
ェンダー、音楽、絵画、言語学などに関心をもつ。主な著書に、La Musique dans l’œuvre littéraire de Marguerite Duras(L’Harmattan, 2002)、Voix, musique, altérité: Duras,Quignard, Butor(L’Harmattan, 2010)などがある。主な訳書にパスカル・キニャール『いにしえの光』(『最後の王国』第2巻、水声社、2016年)、パスカル・キニャール『静かな小舟』(『最後の王国』第6巻、水声社、2018年)、クリスチャン・ドゥメ『三つの庵』(共訳、幻戯書房、2020年)などがある。

関連書
【パスカル・キニャール・コレクション】

「2021年 『ル・アーヴルから長崎へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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