夫婦2人で世界一周自転車旅行

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  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801300361

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  • 冒険心溢れる青木史也&直美さん夫婦による二人乗り自転車での世界一周旅行記です。

    旅の途中でチリのオソルノ山の裾野に住む野村夫妻と出会い、会話をしているうちに大切なことに気がつく。

    ”自分の信じた道を選び進んで、何か良からぬことが起きたら、それは運が悪かったと諦めれば良いのだ。自分の進む道は自分の良いと思った道を選ばなければならないのだ。それこそが、重要なのだ。後のことを気にするのではなく、今、自分の目の前にあることに真剣に考え悩み納得した方向へ一歩一歩進んで行けば、あとはなるようになるのだ。”

    自分自身が決めたチャレンジに対して、時には迷い、挫折仕掛けることもあるだろう。野村夫妻との出会いで素晴らしい僥倖を得たのではないだろうか。

    夫婦で、二人乗り自転車で、世界一周を、というモチーフとしては、紙幅の関係から語りきれないエピーソードはもっと沢山あっただろう。しかし、本書のテーマが、チャレンジであり、(良くもも悪くも)人との出会いであり、世界観の変化であることは十分伝わってくる。

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著者プロフィール

1974年 埼玉県生まれ。
学生時代からスポーツ好き、そしてバカなことが大好きなエンターテイナー型。病は気から型でもある。
大学卒業後、システムエンジニアとして様々なシステムの設計・開発に携わりながら、同じ会社に勤めていた直美と結婚し普通に生活している時、人生を後悔したくないとの思いから自転車世界一周の計画を直美に持ちかける。それに対する直美の「2人乗り自転車だったらいいよ」の回答に、旅の実現に踏み出す。
3年半の準備の後、2004年7月より半年間太平洋一周編としてタンデム自転車旅を開始。帰国後2年間の資金稼ぎや装備の見直しの後、2007年4月から2009年6月まで地球一周編としてタンデム自転車旅を実行する。帰国後、世界を体感した視点を生かすべく、富士重工株式会社より車の提供を受け4ヶ月間で日本一周を行う。テント生活に慣れた体には、車中泊での日本一周は快適そのものだった。
また、地球一周編の状況はFMラジオ・J-WAVEの「M+」の番組内でCycle Caravan blogとして報告。その他、NHKラジオ・地球ラジオの「旅でござんす」やBS1の「地球アゴラ」にて世界各地より旅のレポートを行った。現在は旅の経験を還元するべく旅のレポート執筆、トークショーなどを行いつつ、システムエンジニアとして日本社会へ復帰している。

「2014年 『夫婦2人で世界一周自転車旅行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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