明暗分かれる鉄道ビジネス

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801304055

感想・レビュー・書評

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  • 環状線の歴史に触れながら各駅それぞれの由来や周辺情報に触れておりこうやって読まないと知らなかったことが多く新鮮だった。

  • 鉄道ビジネスのカラクリが理解できた。国鉄時代からの13.1兆円の負債などお金の話が新鮮で面白く、私鉄の歴史についても創業者の熱意などから出来上がったものだと分かった。思ったよりも鉄道事業が売上高のトップであるところは少なく、鉄道事業を看板として利用することや不動産で稼ぐことの重要さを知った。

  • 2021.09.16 コロナ前(直前)に書かれた本。現在は鉄道ビジネスの事業環境が大きく変わっている。
    比率は違えど、鉄道、その他交通、不動産、流通、ホテルなどを利益の源泉にしており、そう言った実態からも現在は相当に厳しい状況であることがうかがえる。新幹線で効率よく利益を出しているJR東海もとても厳しい状況だ。コロナを機に経営の舵取りが大きく変わることは間違いない。変われなければ滅びるだけだ。これまでのシナジーは効かない。イノベーションか死か。保守的な傾向の強い鉄道会社において上手くいくのか心配だ。

  • 国鉄分割民営化で起きた旅客鉄道株式会社に関する資産分割の不公平さに気が付かされるとともに、現在になって合併などで根本的に均すことの難しさもまた浮き彫りにされている。

  • 普段何気なく利用している鉄道ですが、何も知らないと思って読んでみました。各鉄道会社を取り上げられていてその成り立ちや特徴がまとめられています。街の発展にそのまま直結する鉄道ビジネスが今後、どのような策で沿線を発展させていくのか、すごく楽しみです。

  • 鉄道会社を俯瞰してみるには良い。JR東海はもっと糾弾されるべき?

  • (さてはJRアンチだなオメー)

     各鉄道会社のデータ、最近手掛けるビジネスを並べ立てただけなので、正直に何も参考にならない本だった。
     JR東、東海がJRの中でも収益率高いです。知ってる。
     JR北、四国は厳しいです。知ってる。

     で、だからどういった政策が今後必要になります、という提言まであると意味があるのだが。
     はいはい、そうなんですね。
     ふーん、という内容だった。

  • JRだけやたら濃いというか、東や東海に批判的?

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著者プロフィール

鉄道ライター。『最新鉄道ビジネス』(洋泉社)、『鉄道マンの世界』(洋泉社)、「別冊宝島」などを中心に執筆している。元大手鉄道会社社員で、『社名は絶対明かせない 鉄道業界のウラ話』(小社刊)の著書がある。
著者ホームページ http://railman.seesaa.net

「2015年 『誰も語りたがらない 鉄道の裏面史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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