最新図解 いちばんやさしい地政学の本

著者 :
  • 彩図社
3.82
  • (1)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801304499

作品紹介・あらすじ

「地政学」とは、地図をもとに政治や軍事を考えていく学問です。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていました。
地理というのは、時代が変わっても変わりません。ですから、変わらない地理をもとにすることで、それぞれの国や地域がとる戦略というのは自ずと決まってくる、と考えられます。となると、いくら世界情勢が混沌としてきても、その国がとるべき一貫した正しい戦略があるはずだ、となります。地政学ではこう考えるわけです。
混沌として先の見えない時代だからこそ、普遍的な知である地政学的視点をもつことが大切です。それによって自信をもって世界と向き合うことができるはずです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2020年4月に刊行されたので、アメリカはトランプ政権で解説されている。
    民主党のバイデン政権に変わったことで、同盟国重視の政策が戻り、温暖化対策やEUとの関係、対中国など変化していくだろうが、現時点では、基本的な戦略を捉えるには充分な内容だと思う。
    何年か毎に改訂されているようなので、今後新しい版が出たらまた読みたい。
    2021.5.16

  • 地政学をとりあえずかじってみたいという方にお勧め。
    地政学とは何かという概論のあと、世界各地に触れられている。
    すごくディープにはわからないかもしれないけど、大まかなことがわかる。
    文庫でリーズナブルなお値段もgood

  • ボリュームは薄いが、エントリーモデルとして適している。(本間)
    地政学の全体像がわかりやすく書かれており、最適な本。(E.N)

  • ボリュームは薄いが、エントリーモデルとして適している。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

フリーライター。横浜国立大学教育学部総合芸術学科卒業。
在学中、アート・映画への哲学・思想的なアプローチを学ぶ。編集プロダクション勤務を経て渡仏。パリで思索に耽る一方、アート、旅、歴史、語学を中心に書籍、雑誌の執筆・編集に携わる。現在、東京都在住。
パリのカルチエ散歩マガジン『piéton(ぴえとん)』主宰。
著書に『図解 いちばんやさしい哲学の本』『図解 いちばんやさしい三大宗教の本』『図解 いちばんやさしい地政学の本』『図解 いちばんやさしい地経学の本』『図解 いちばんやさしい世界神話の本』『地政学から見る日本の領土』『ワケありな映画』『ワケありな名画』『封印された問題作品』『吉田松陰に学ぶ リーダーになる100のルール』『本当は怖い 仏教の話』『要点だけで超わかる日本史』『教養として知っておきたい33の哲学』(いずれも彩図社)、『はじめるフランス語』(学研プラス)、『地政学ボーイズ』(原案・監修/ヤングチャンピオン)などがある。

「2024年 『図解いちばんやさしい地政学の本 激動の世界最新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沢辺有司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×