- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801305953
作品紹介・あらすじ
[累計18万部超ベストセラーの最新事情対応版]
定年してからの人生の長さは、人生の約4分の1。
退職金、生活費、住宅ローン、医療費、保険料、税金……結局、いくら必要なのか?
現代のように変化が大きい時には、変わっていくものでなく、「変わらない本質」を知ることが重要です。
必ず来るその日のために、具体的な数字をあげて対策を立てていきます。
感想・レビュー・書評
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年金、退職金、保険、税金、医療費、相続。60代からでも間に合う。必ず来るその日のために具体的な数字をあげて考える。【目次】
1章 定年後の人生に必要なお金はどのくらいか(「定年後」は長い;意外と減らない生活費 ほか)
2章 定年後の収入を把握しよう(定年後の収入をきちんと把握する;自分の退職金はいくら? ほか)
3章 老後のお金をどう準備するか(定年後のための具体的な対策;定年までにできること ほか)
4章 定年後の保険をどう考えるか(定年後の保険をしっかり考える;退職者の健康保険の入り方は3つ ほか)
5章 遠い未来ではない相続の話(相続争いは意外と多い;相続税はほとんどの人には関係ない? ほか)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
では、定年後も生活費がほとんど変わらないという前提で計算すると、どのくらいのお金が必要なのでしょうか? 先ほどの表を参考にすると、次のような計算になります。 31万円X22年(平均余命)=8184万円
しかし、この計算は、男性の平均余命に合わせて出した数字です。実際には、女性はさらに 6年平均余命が長くなります。 つまり、夫婦が同級生でも、奥様が1人で生きていく期間が6年できることになります。 そこまで考慮すると、定年後に必要なお金は、1億円に近い金額になるようです。
まずは一番簡単な、国民年金にしか加入したことがない、つまりサラリーマンをしたことがないという人です。今までに厚生年金や共済組合に加入していた期間が1年未満の人も含み ます。この人は、老齢基礎年金(国民年金部分)しかもらえません。つまり支給開始は65歳からです。
金融の世界でリスクとは「変動が大きいこと」なのです。 つまり、ギャンブルにしない資産運用をするためには、「変動」を小さくすることが必要だということになります。
変動の小さい投資にする方法① 「長期投資」
「長期投資」つまり短期の成績に左右される ことなく、はじめから長期で運用する目的で投資する ことです。 上のグラフの縦軸はリターン率です。たとえば米国株式で見ると、1年間で60%以上もプラスになる時もあれば、50%近くもマイナスになる時もあるということです。その差は100%以上。まるでジェットコースターですね。 これが15年で見ると、11.3%から1.7%の範囲で落ち着きます。
変動の小さい投資にする方法② 「分散投資」
もう1つが、「分散投資」です。 分散投資には「資産分散」と「時間分散」の2つ があります。 まずは、「資産分散」という考え方です。資産分 散には、商品分散、地域分散などが主にあります。 -
簡潔に、知らなければならないポイントが述べられていていいのだが、では具体的にどうするかについては少し足りないかなという気がした。シミュレーションの表のサンプル提供などもあるのだが、使い方の説明はだいぶ端折られてるので、まあ言ってみればキッカケ作りであって、具体的には誰かに相談するか、この著者に聞くか、自分でもっと深く広く調べてねという感じ。
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知ってる事ばかりで読まなくても知っている事ばかりだった。
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定年後に必要となるお金について、年金や保険、資産運用などの観点から網羅的に解説。
何も準備していない人にとってはある程度の知識が得られそう。