手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法 (サンクチュアリ出版)

  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400511

作品紹介・あらすじ

続々重版! 4万9千部突破!_x000D_
最小限のお金で生きて_x000D_
最大限の自由を手にする_x000D_

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月間100万PVの超人気ブロガーが教える、_x000D_
本当に豊かな人生を送るための_x000D_
「手ぶら」のススメ。_x000D_
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◎コテンンツ例_x000D_
【第1章 暮らしを自由にする】_x000D_
・四畳半ワンルームに家賃2万円で住む_x000D_
・床で寝る_x000D_
・月7万円で暮らす_x000D_
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【第2章 物を自由にする】_x000D_
・財布は持たない_x000D_
・「限定物」ではなく「定番物」を買う_x000D_
・出口戦略を考えて買う_x000D_
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【第3章 体を自由にする】_x000D_
・「1日1食」で生活する_x000D_
・食欲を「腸」でコントロールする_x000D_
・中毒性のある食べ物を避ける_x000D_
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【第4章 時間を自由にする】_x000D_
・自分の時間を幸せにしてくれるものを選ぶ_x000D_
・荷物はコンビニでしか受け取らない_x000D_
・「物の消費=時間の消費」であると知る_x000D_
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【第5章 思考を自由にする】_x000D_
・大切な1%のために、100%集中する_x000D_
・「お金・時間・空間・管理・執着」の概念をなくす_x000D_
・「顔がわかる人」からの情報を手に入れる_x000D_
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【第6章 人間関係を自由にする】_x000D_
・60万円以上は貯金しない_x000D_
・「恩の奴隷」にならない_x000D_
・利益をもたらす人間としか付き合わない_x000D_
他_x000D_
パブリシティ情報_x000D_
RKBラジオに著者出演! 日刊ゲンダイで著者インタビュー など_x000D_

感想・レビュー・書評

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  • 私が図書館で借りた本書は、表紙がこれと全然違う。

    ミニマリストは目指していないが、思い出の品以外は結構断捨離を済ませている身には意外と良い内容だった。

  • 本屋の目立つ所で見つけ…人気ブロガーだと知り、合わないかと思いきや、共感して一気読み。著者の人生の捉え方もスッキリしていて、世間の高齢者など捨てられない方にお勧めの本です。

    ~メモ~
    ・自分の持ち物は、完全に「自分本位」で選んでいい
    「ちょっと好き」ではなく「大々大好き」と思えるレベルの「好き」を大事にすること
    ・中途半端な「ちょっと好き」レベルで物を選んでいたら、心が完全に満たされることはないし、物欲も一生おさまらない
    ・「好き」を突き詰めるには「100の大好きリスト」が役に立つ
    ・暇があったら、さっさと買う・捨てる
    ・「早く失敗して、損害を小さくしよう」「人はやらなかったことを、もっとも後悔する」
    ・お金はエサじやなくて栄養素だ。では「物の消費でストレス発散」から抜け出すには「消費する側ではなく、生産する側にまわる」こと
    ・生産活動=自分で生み出して「与える」側になること
    ・お金を払い続けて物の奴隷になるか、人生を自分でコントロールする
    ・人は楽な物に流れがち
    意識しないと、人は自分を本当に幸せにしてくる物ではなく、楽な物を選んでしまう
    ・「100のしたくないリスト」も役に立つ
    ・したくないこを続けることは、想像以上の苦痛を伴う
    ・したくないことはやめて、自分にしか、できないことに専念しよう
    ・選択のパドラックス
    「最大化・満足化」
    ・「最大化」全ての選択肢を知り、品定めし、最高のものを得ようとすること
    ・「満足化」自分の必要とする物を考え、そのニーズを満たすと思った最初の物を選択すること
    ・「満足化」はこれで十分な物を得て満足する生き方
    これで十分は大体の場合「十分に満足」である。なので「一番最初にいいと思った物を選ぶ」がポイント。
    素早く選ぶことで。迷ったり悩んだりする時間や労力を省くとができる。

    著者がグズの自分から脱皮するためたにどり着いたミニマリストの生活スタイルは、何だかシンプルで好感しかない。部屋の写真を公開しているが、無駄がなく風通しが良さそうな空間で…風水的にも快適な空間なんだろうなぁ。著者がゲットしたポジティブ・ライフ、参考になった!

  • ミニマリストの極限の生活を紹介。
    そこには、隠居生活で目指す方向は同じだが、ここまではの超ミニマルぶり。

    でも、参考になる部分も多くあるので、チョイス。
    ・ミニマリズムとの出会いは「とにかくお金を稼いで、物質的に豊かになれば幸せになれる」と思い込んでいた僕に、「物では幸せになれない」ということを気づかせてくれた、と。
    ・物の理想の出口は、「売る」「譲る」「使い切る」のどれかだ。
    ・健康オタクの著者がすすめる本「「腸の力」であなたは変わる」、早速図書館に予約入れました。
    ・物は有限、経験は無限。形ある物より、形ない経験を。「経験は資産」
    ・「お金・時間・空間・管理・執着」の雑念をなくす・・すなわち「手ぶら」
    ・老子の「足るを知る」。「これで十分」は、自分の人生をコントロールするための必要な物指しだ。

    ミニマリズムの実践には「お金」「物」「時間」「人間関係」「思考・行動」の無駄からそぎ落とす・・でもストイックならぬようできる範囲で徐々にですな。

  • ミニマリストの人の本を3冊読みました。
    最初の一冊は、共感が半分で後は極端過ぎて無理。2冊はかなり共感をえまして、実践編としてこの本を珍しく本屋で購入。
    3冊通して思うことは、ジョブスさんの様な偉大な人を除いては、著者達は抽象的な言い方であれば、天国から地獄を味わった人なんだろうなと思います。
    そんな私も同じ感じだからこそ、ミニマリズムに惹かれるんだろうとおもいました。

    この著者は、元々はお金に困らないかなり裕福な家庭だったみたいです。
    そんな人が、物の無い生活をするっていうことはかなりの事なんじゃないのんですかね。

    説得力があるし、私自身も80%くらい共感しました。かなり苦労して、この境地になったんじゃないかと思いますね。

  • 一点豪華主義とコンフォート原則で生きること。
    情報を最大限浴びた上で、自分の頭で考えること。

  • 著者は自分が快適に過ごすために試行錯誤を繰り返し、実践した結果、ミニマリストになっていた、という感じでしょうか。
    ミニマリストを目指してミニマリストになったわけではなく、結果ミニマリストになっていた、というのがポイントかと思います。

    人によって考え方や価値観は違うわけで。
    人によって快適な物量、人間関係の在り方も異なると思います。要は自分にとって快適な環境を目指すって事が重要なのだと思いました。
    正直、私が著者の暮らしを真似して生活したところで、幸せになれるか?と問われれば「?」かなぁ。
    著者が「おわりに」で書いているように”僕が書いた内容をすべて鵜吞みにせず、あなたにとって最適な「あなた自身のミニマリズム」を確立してほしい。”(抜粋)が何より大切なのだと思いました。

    自分にとって快適な環境を目指すにも、自分がどうありたいのか?がわからないと、何をしても快適な環境は手に入りませんので、まずは自分とはどういう人間で、何が快適なのか(反対に何があると不快なのか)をはっきりさせてから、行動すると目的に早く到達するのかもしれません。
    (自分が分かってくると、何が必要で不要なのかすぐ判断できるようになる)

    この本を読んで、数年前に一斉断捨離したことを思い出しました。
    処分したモノには後悔ないのですが、捨て方に後悔が。
    (後からメルカリで売ればよかったな、と処分した後に後悔したモノがありました。それなりに高額で売れた気がする)
    こんな経験も試行錯誤の一過程と思っております。

    この書籍はミニマリストって何?といった疑問に答えるミニマリスト入門書みたいな内容かと思いました。

  • 必要最小限にすることで、自分のやりたいこと、したいこと、欲しいもの、嫌いなものがハッキリする。そうすると自然と選択と集中をしていることなる。そして、ストレスから解放される。まずは物を無くす、増やさないというマインドを真似したい。

  • ミリマリスト関連本3冊目、「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」、「超ミニマル主義」に続き読了。

    うーん…小技の羅列って感じで、ちょっと中身が薄かったかなぁ…という印象でした。

    「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の方がもっと本質的なところまで深掘りしていて、やはり賞賛される本っていうのはそれ相応の理由があるんだなと…

    とはいえ、もちろん参考になる部分もありました、下記あたりは気付きになったかなと。

    ・一目惚れは悩まずに買う
    ・物ではなく経験にお金を使う方が満足度が高い
    ・人間付き合い、心の拠り所は多い方がリスク回避に優れる、自立とは依存先を増やすこと

    総じて…やはり最初に読むなら「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」からだとは思いました、そちらの方が得るものが多いかなと。


    <印象に残った内容、考えたこと>

    31、見栄はDNAに組み込まれた本能で、見栄に従い家や車などのステータス争いにつながる物にお金を使う人の幸福度は低い
    →自分なりの解釈、ブランド・所有欲も含めた上で自分が持ちたいと思えるモノを選ぶという選択であれば良いのかと、純粋に見栄(他人からよく見られたい)のためだけという買い方だと幸福度が低い、という理解をした

    98、悩む暇があったら、さっさと買う・捨てる、一目惚れした物は、どれだけおいても「やっぱりほしい」となることがほとんど、この直感は90%当たると言われている

    138、この研究結果は面白い、本当に楽しいと感じる時間は「テレビ13%、趣味34%、スポーツ44%」、理由は「能動的であるから」、数値もあり理由の納得感もある

    207、「物」ではなく「経験「を資産にする、「物より経験にお金を使う方が満足度が高い」ということが証明されている
    ・物による幸福感は長続きしない
    ・形ある「物」は誰かから奪われる可能性があるが、「経験」は奪われない
    ・人は幸福感を慣れやすいから、物を手に入れても「次はもっと上を」と欲望が増す可能性が高い
    ・物の場合、グレードによって価値差がある分、つい他人と比較してしまう

    235、「物は少なく、『心の拠り所』は多く」、リスク回避のための人間付き合いは広く構えるべき、自立とは依存先を増やすこと
    →家族からの独り立ちとかもそうなのかもなと、この発想はあまり考えたこと無かった、ただ「仕事場ばかりの付き合いだとリスクが高い」とは思ってたからまあそれと同じベクトルの広義な発想なのかなと、あとDVの事例とかは確かに説得力あるなとは思った


    <まとめ>
    「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」、「超ミニマル主義」、「手ぶらで生きる。」の3冊を読んだ上で、自分なりの見解も含めたまとめを下記、元々考えていたことも含めて線に繋がった感じがする、より真理に近づけた気がする。

    人間も動物、本来の目的は「生きること」であり、それだけでも達成していれば幸せを感じられるようになっているはず、でも今はマズローの五段階欲求的に生きることが当たり前になってしまっただけに、次のステージ(つまりは承認欲求)に上がれずに苦しんでしまう人が多い
    →この欲求を満たそうと、モノの購入によって見栄を張り、他人との比較で秀でることを確かめることによって承認欲求を満たすというアプローチを試みる人が多い、しかしその場合は下記の問題点を抱えることになる
    ・一時的には幸福感を得ることができるが、モノの幸福感は長続きしない
    ・モノはまたさらに高いグレードへ…となる、また多くの場合、他者との比較により幸福を得るという構図のため、際限がなくなってしまう
    ・さらにモノが大量に増え、それによるストレスが過大となる弊害も出る
    ・結果的に幸福感をずっと得続けることはできず、さらにモノを買い増してしまい、幸福が感じられにくくなるという負のループに入る
    →これを解決するための有効なアプローチが「ミニマリズム」である
    →「ミニマリズム」の定義は、「自分にとって本当に必要なモノを見極め、それだけで生活を送る」ことである、これによる効果は以下の通り
    ・不必要なモノが増えず、モノの増加によるストレスが無い
    ・自分の気に入ったモノだけに囲まれた生活となるため、その時点で幸福感がエグい
    ・自分自身に本当に必要なモノ、またさらに広い視野として人生を通して望むモノの本質的な深掘りができ、自らが望むものが明確になる(これはそれこそ人それぞれ)
    ・それを手に入れた生活を送ることできるようなり(ここは人それぞれだが、元々に話を戻すと「生きられる」だけでも幸せを感じられるはずなので、全く叶えられないほどの過大なハードルがある目的とはならない)、さらに他人との比較において成立する幸福ではないため、普遍的な幸福を手に入れることができる


    <内容(「BOOK」データベースより)>
    続々重版! 5万4千部突破! 
最小限のお金で生きて
最大限の自由を手にする


月間100万PVの超人気ブロガーが教える、
本当に豊かな人生を送るための
「手ぶら」のススメ。

  • 余白の時間に消費じゃなくて生産するのがいいなと思った。私も休日は楽器演奏したりヨガしたりイラスト書いたりしよーっと!

  • 休日、暇なのでぶらりとショッピングモールに行って、そんなに必要でもないものを買う。それも積み重なると、けっこうな消費になる。
    自分にとって必要なものを見極める能力や、限られた収入で生活に満足できるようになる力って重要だなと思った。
    まわりの人に流されずに自分の基準で生活すること。
    見栄のために消費してないか?
    物を買うことで満足はするかもしれないが、物を買うために時間が犠牲になっているなど…
    生活を振り返ろうと思った。

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著者プロフィール

1995年生まれ、福岡県出身。2017年に開始した「ミニマリストしぶのブログ」は開設1年で月間100万PVを超える人気ブログに。海外2カ国でも翻訳された著書『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』はAmazonベストセラー1位を記録。2018年に「Minimal Arts 株式会社 」代表取締役に就任。ミニマルな機能美を追求するアパレルブランド「less is _ jp」を監修。

「2022年 『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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