続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 孤独も悪くない編 (サンクチュアリ出版)
- サンクチュアリ出版 (2020年12月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801400825
作品紹介・あらすじ
「友達がいるのに寂しい…」「どこにも居場所がない…」_x000D_
「オンラインが苦手…」「ちょっとのことで落ち込む…」_x000D_
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不安な気持ちと上手に付き合う68の考え方。_x000D_
ベストセラー『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』待望の続編!_x000D_
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人間関係、仕事、将来、SNS、コロナ…、_x000D_
先が読めない今の時代、_x000D_
不安な気持ちがちょっとラクになる「考え方」のヒント。_x000D_
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・誰にもわかってもらえないと感じる_x000D_
・自分は一人ぼっちだと感じる_x000D_
・自分より人の気持ちを優先してしまう_x000D_
・常にオンラインで逃げ場がない_x000D_
・過激な投稿を見るのがつらい_x000D_
・悪いニュースに心をもっていかれる_x000D_
・楽しみにしていたことが中止で気持ちのやり場がない_x000D_
・自分より大変な人がいるのにつらいと思ってしまう_x000D_
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など。_x000D_
感想・レビュー・書評
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「心のモヤモヤ」、「人間関係のモヤモヤ」、
「仕事のモヤモヤ」、「世の中のモヤモヤ」
他人からみたら ささいな悩みかもしれませんが
そのささいな事を 相談するのが難しい
周りの反応に気を使いすぎてる
という人には ちょっと突き放した
クールな考え方が心地よいと思います
イラスト漫画が可愛い
猫がツボリます
そして わりと毒舌なのがいい
面と向かって言えないことも
猫さんが 言ってくれてるからスッキリするよ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
孤独や不安な気持ちと付き合う68の考え方。「誰にもわかってもらえない」「ひとりぼっちだと感じる」そんな悩みにパフェねこの4コママンガと、著者の言葉がヒントをくれる一冊。
前回の続編かつ、孤独や不安感にさいなまれることが多くて手に取った本。孤独だけではなく、「心」「人間関係」「仕事」「世の中」という四つのテーマに分けて、具体的な不安に声がけをくれる。コロナ禍での出版ということもあり、人間関係や仕事上での変化についても多く取り扱っている。リモートでの対人関係のコツはこの時期ならでは。悪いニュースやSNSの発言に引っ張られてしまうのもあるあるだよね。外に出ていないのに外の情報で心がかき乱されるという皮肉な状況は笑えない。ぼくはSNSとニュースを見るのを控えるようにした。物理遮断が一番!
どこにも居場所がないというお題に「居場所って、自分がそこにいるのを許してくれる場所であると同時に、自分自身が他人といることを許せる場所でもあるのではないか」という一文にはハッとさせられた。ぼくの人生って「許しを請う」ものだったから(利他的+自己犠牲というか)、こういう発想は浮かばなかった。
「感情はコントロールするより取り戻す方が難しい」というのは納得。うつ病経験者としては、取り戻すというより自分で手術して心のけがを治すくらい難しい。それでいて、元にはもう戻らないんだよね…。
「言葉の重さも考えずにマウントを取るのは…山の高さも知らずに登るようなものだよ」
「人に期待ばかりして…あなた自身は何をするの?」
という鋭い言葉もあって、自戒したい。というか、読んでいて心が楽になるというよりは、後半に行くにつれて正論&説教っぽくなっていく気が…。オチ担当の白ねこが怖くなってくる。自分を受け入れようとか、放っておこうとか、ポジティブに考えてみようとか、できるならこれ読んでないよ?という内容も目についてしまう。
あくまで著者が答える広く浅いお悩み相談という印象。パフェねこ発言をした友人にも訊いてみたり、監修の精神科医の方の補足やコラムを入れた方がもっと面白い。依存の話は病院の話も出した割には散漫な内容だった(これこそ専門家の出番では?)。
先が見えてしまった方が不安になることもあるというのは反対かなあ。わかったら覚悟できるからね。見えないから不安だとぼくは思う(一人の全般性不安障害患者としては)。
「悪口になるかは、自分の普段の行い次第」もそんなことはないよね。権力や発言力がある人や、パッと見は良い人が悪口を言っていたら、普段の行いなんて見ないで叩かれるし嘘が事実になり得るよ。
もっと孤独に絞った内容で、著者自身の工夫も例示して深掘りした方がよかったと思う。 -
「そーいうの、あるなー!」と共感できる内容があり、「ほっ」とします。
心が重いときに読むと、ふっと気持ちが楽になれる本です。
ぜひぜひ読んでみてください -
前作で日常の悩みを、「多分そいつ、今ごろパフェとか食べてるよ」の一言でばっさり断ち切ってくれた潔さに心惹かれて、前作と合わせて購入した続編。
まだ発売されたばかりで、1年前には誰も予測しなかったであろう、今のこの世の中で孤独であることの不安をぬぐってくれる言葉が溢れている。
ただ、前作では聞き役だったしろねこ(?)が今作ではアドバイスする側になっていて、それがちょっと上から目線になってしまっているのが、とても残念。
いろいろあって、達観してしまっているんだろうけど、マウント取られて悩んでいた人が、マウントを取る側になる…それを強く感じる内容だった。
作者さんも急に売れちゃったからなのかな…
前作は読み返したいと思ったけど、今作は多分読み返さないと思うぐらい、読んでいて不快になった部分も。個人的にだけど… -
前作とのつながりでこの本を手に取ったのですが、やはり名作です。読めば心が軽くなります。今作の教訓は「自分の心に目を向けて自分を確立し、それをもって相手に思いを伝えていけば、自分の居場所ができて孤独が軽くなる」ではないのかなと思いました。人は誰かに優しくしすぎることで、誰かを想うがために本音を押し込めることで、素の自分を認めてくれる人がいなくなり、孤独を感じるのではないのでしょうか。自他の気持ちを尊重することで初めて愛が生まれ、その優しさが相手との関係を温かくしてくれる、孤独を解消していくと解釈しました。
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前作よりも、心に響くものが少なかったかな。それほど意識していることにはまっていなかったのかも。
孤独編なので、みんなと一緒じゃなくても、みんなと同じじゃなくても、無理に誰かに合わせなくても、みたいなところが多かった。 -
面白いただそれだけ!(o^-^o)(  ̄▽ ̄)
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どこにも居場所がないと感じることってあるよね。でも、自分も周りも今のままでいいと受け入れることができれば、今いるここを良い場所にできる。「きっとどこかに私の居場所がある」なんて探してみても、きっとそれは青い鳥。
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いわゆるメンタルが強い人がとても羨ましいです。昔からどうも人間関係上手く行かない事が多くて、親とですら上手くやれない印象があります。
最近では自己肯定感が高いのでとても安定していますが、家族以外と一緒に居る時に感じる焦燥感と孤独感は一体何なんだろうと思っていましたが、この本を読むとじんわりと「なるほどなあ」という気持ちが湧き上がります。
一人でいるのは苦ではなく、家族がいないと寂しいだけで、誰かがそばにいて欲しいとかは全然思わないし、会社や学校にいると一人にして欲しいと強く思います。当然通勤通学も出来れば一人で誰とも会わずに行きたい。
ニュースやSNSの投稿で攻撃的なものを見ると密かにダメージを受けるのも有ります。なのでどっきり系の番組が苦手。人が恥ずかしい思いをしているのを見ても全然笑えません。自分も笑われているような気がして落ち着かないし、人が攻撃されているのも見たくないです。そういう人たちがちょっと楽になる本です。 -
心のバイブル。