モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう~本当にうまい女性のほめ方~
- 竹書房 (2019年12月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801920842
作品紹介・あらすじ
女の子がほめてほしいのは顔よりも服なんです。筋肉むきむきよりも紳士的な石油王たれ。おしゃれではなく清潔たれ。これ一冊で嫌われない男になれる。
感想・レビュー・書評
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23歳の頃に男性の見た目から女性の見た目に生活を変えて生きてきた著者が、女性の見た目になってからの様々な体験を元に、持論を展開します。
問題は、「わかろうとしない」ことだったと氏は言っています。
相手のことをまず分かろう、とする姿勢が男女関係なく好きな人とのコミュニケーションを、関係そのものを円滑に快適に幸せにするんだろうなということを「ヒトにモテる生活」を始めよう!として82のエピソードと2つのコラムから展開しています。
女性の立場から、そうそう!の連続だったし読むだけで分かってるこの人!とストレス発散になる。
要は、想像力を働かせて好きな人とずっと仲良しでいられたらいいね、というようなことを時々どぎつい書き方で面白くまとめられた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美しい容姿を活かし女性の格好でセクシー女優として活躍した大島薫さんによる、経験に基づいた男が気をつけるべきポイントを記した著作。
心に残った一節を紹介しよう。
「映画の話題が出たら、『じゃあ一緒に行こうよ』。遊園地の話題が出たら『じゃあ一緒に行こうよ』。フットワークの軽さが大事」。 -
女性の格好をして女性のコミュニティに属している男性による、男性に向けた「女性はこう思ってるんですよ」を紹介した本(だと思う)。
女性と深くわかりあえる元?男性だからこそ、「女性自身ですら気づいていない女性のホンネ」みたいなものを炙り出して紹介してくれるかな?(あわよくば女性の上手い口説き方が分かるかな)と期待して読んだ。残念ながら「当たり前のこと」しか書かれていなかった。
アマゾンレビューでも、女性レビュアーによる「そうそう、ほんとそうなのよ、女はこう思ってるのに男は分かってないのよ~」みたいな書き込みが多く見られたから、「女性の気づいていないホンネ」はやはりまだ語られる機会は少ないのだろう。
いやね、本書に書かれていることは男も分かってるんだよ、頭では。文字面として理解していることばかり。だから一読するだけでは「はあ、当たり前のことじゃん」としかならない。これは期待はずれだったか・・・。
しかし、改めてじっくり読んでみると、待てよ、頭で理解していても、それがほんとうに自分の行動や言動に正しく反映されているだろうか、と省みることしばしば。こういう当たり前のことを、大人の男性向けに分かりやすく諭した本というのは、実はありそうであんまり無かったのではないか。
この手の本を女性が書くと、攻撃的で説教臭くなる。男性が書くと、ほぼ言い訳や正当化で終わる。だが本書は元?男性が書いただけあってか、自分の過去の反省を踏まえた書き口なので、説教臭さがあまり無い。そのせいか、反発心なく素直に自分の行いを改めて見直すことができたのだと思う。
当たり前のことを、頭で理解するだけでなく、きちんと言動に反映することの難しさを認識させてもらった。
それでも個人的な嗜好から星は4つ。 -
コミュニケーションのお話し。ヒトにモテたい。
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